「走るATM」。現金自動預払機搭載の巡回車が拡大傾向に
現金自動預払機(ATM)を搭載した移動ATM車の導入が拡大中です。銀行を利用したくても、暮らしている地域に店舗がなかったり、 移動のアシがない高齢者に需要があり、ATM移動車の普及を促しています。
(前略)普通免許で運転できるワゴン車タイプのATM車は、しまね信用金庫(松江市)が11月をめどに国内で初めて導入し、学校や公民館、介護施設などを回る計画だ。車両後部に搭載したATMは入出金や振り込み、預金通帳の記帳が可能。同信金は「島根県内では、お年寄りの1人暮らしが増えている。信金の店舗やコンビニエンスストアがない地域で、少しでもサービス向上につなげたい」(広報担当)と話す。
開発した沖電気工業によると、道幅の狭い山間部へもアクセスでき、導入コストは1台1000万円程度と、トラック型の約5分の1。コンビニATMにはない、通帳記帳の機能がある点も特長だ。キャッシュカードではなく通帳を日常的に使う人は、高齢者を中心に今でも多い。地域金融機関では高齢者宅を訪ねた職員が通帳を預かって記帳し返却することも多いといい、こうした手間が省ける。沖電気は3年間で1000台の販売を目指す。
時事通信社8/18(金) 16:58配信より引用
最近はネットを利用しての振込、残高参照などを利用する人も多いですが、高齢世代の方は従来の銀行の機能を求める方も多いはず。通帳記帳できる点はとても有り難い機能。
スーパーの移動販売車も同様に、交通弱者が多く暮らす地域にニーズがありますよね。
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