岡山吉備津神社・一童社から「明るい門出」を

2017年2月14日ライフスタイル

この「明るい門出」と書かれているものはトンネルで、左右に絵馬がかかっています。
こちら岡山の吉備津神社にある「一童社」。

学問、芸能の神さまをお祭りし、江戸時代の国学者達も篤く信仰したという一童社。
吉備津神社の本殿の場所より一段高いところにあり、この一童社へと続くのがこのトンネル。
通称「祈願トンネル」。

このトンネルに願い事を記した絵馬を吊るし、トンネルを通って「一童社」にお参りすると、願いがかなうとか!?
ご祭神は学問の神様といえば・・・の菅原道真。
そして芸能の神様の天鈿女(あまのうずめ)。

一童社

近年は「受験」の神として信仰され、お正月は受験生とその家族と思しき人たちがたくさん参拝されていらっしゃいました。

上の祈願トンネルの写真では文字が途中で切れていますが、

「勝利はわが手に!」
「栄光への旅立ち!」

と記されています。

なんだかほのぼの~。
こころあたたまる一童社だったのでした。

元旦はものすごーい人でゆっくりと境内を見てまわることは出来ませんでしたが、次回はゆっくりと。
機会があれば、吉備津神社の年頭に行われる、射手6人が悪魔を祓うため、東西南北の天に向かって矢を放つ、人々の健康と幸福を祈願する、有名な「矢立の神事」を見てみたいものです。

けど、どーして社は「一童」という名前なのだろう?

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