友人の存在は大切。高齢者の血糖コントロールに好影響

ニュースと考察

友人と月に1〜4回とほとんど会わない人とでは、糖尿病の有病率が半減するそうです。

約1万人の65歳以上の日本人高齢者を対象とした調査で、友人と月に1~4回ほど適度に会う人では、ほと
んど会わない人に比べて、血糖コントロールが不良となるリスクが半減することがわかった。一方で、頻繁に(週2回以上)友人と会うことや社会的支援、配偶者の有無などは血糖コントロールに影響を及ぼさなかった。広島大学病院総合内科・総合診療科/ハーバード公衆衛生大学院の横林賢一氏らの研究グループが、「PLOS ONE」1月6日電子版に発表した。

研究グループは、住民ベースの横断研究(JAGES)2010と健診データを用いて得られた65歳以上の9,554人を対象に、コントロール不良の糖尿病と社会的な関わりとの関連を調べた。

HealthDay News 2017年1月27日より引用

友人と会うことで糖尿病かかるリスクが減るなんて。
夫婦の場合は生活スタイルがある程度、固定化されているので、その対象にはならないようです。

友人との会話のなかで、健康法の情報を交換したり、楽しい話で笑いあったりすることで考え方やモノゴトの捉え方が変わり、健康の好影響を及ぼすといえそうです。

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