お気をつけください。今年のノロウイルスは警報レベル

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ここ最近は影を潜めていた感のあるノロウイルス。
今年は10年ぶりに「警報レベル」が発令されました。

(前略)国立感染症研究所によりますと、今月18日までの1週間に全国の医療機関から報告されたノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者の数は、1医療機関あたり20.89人にのぼりました。1週間の患者数としては2006年以来の水準となり、大きな流行を示す「警報レベル」の基準値を超えました。

 この冬のノロウイルスは、遺伝子変異により、感染リスクが高まっている可能性があるということで、厚生労働省は、手洗いなどを徹底して感染を予防するよう呼びかけています。

TBS系(JNN) 12/27(火) 13:09配信より引用

感染は、感染者からの手指を介した二次的な汚染や食品や調理器具から、そして手すりや便座など、感染者が接触したものを通してといったケースが多いようです。

意外なことに、猛威をふるっているノロウイルスはインフルエンザやヘルペスなどの細菌にくらべると小さいのが特徴。
大腸菌の方がはるかに大きいのです。

しかし「小さい」細菌であるだけに、手指のシワに入りやすいのが沢山の人が感染しやすい(;_;)
しかも温度が低ければ低いほど長期間生存し、乾燥にも強いという「しぶとい」性質をもっています。

よって、1度の手洗いでは細菌が落ちにくので、「2度洗い」がおすすめです。
そして集団発生ではトイレ内の汚染が一番の傾向があるので、便座を清潔に保つ工夫を。

食べ物からの感染゛ては、とくに冬場に旬をむかえる牡蠣が注意喚起されています。
先日は宮城県内の海域でノロウイルスが検出された牡蠣が見つかり、出荷を休止した問題が起こりましたし。牡蠣に当たるとホント、カラダがきついです・・・(T_T)

すぐ出来るのは手をしっかり洗うこと。
年末を元気に過ごすためにも、まずは手洗いを徹底しましょう。

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