認知症のための日記。毎日、新しい出来事を作っていく
過日。
ラジオから認知症の予防には日記を付けるとよいという話がきこえてきました。
日記には認知症の方や予防に効果があるらしいとよく聞きますが、ゲストとして出演されていた脳の専門家が
認知症は「出来事」や「体験」がその人の人生からなくなっている状態。
だから毎日、日記を付けることで新しい出来事を作っていくんです。
とおっしゃっていて、その見解がステキだなーと思ったのでした。
なぜ、ステキだと思ったのか。
一般的に認知症の人が日記をつけるとよいといわれる理由、たとえば「手でものを書くと脳の活性化につながる」とか「今日のことじゃなく、数日前の出来事を思い出して書く」などがあります。
どちらかというと、それは「訓練」ぽい。それことにたいして、出来事や体験を作っていきましょうという姿勢が、人生に寄り添っている気持ちを感じたのでした。
もともと日記を付けることが習慣になっている人ならともかく、モノを書くことが日常的ではない人に「毎日、日記を付けよう」というのは、けっこう苦行を強いられることになるかも。
けれど、楽しかった出来事や笑い話、心ときめくことを「今日は楽しかったから、ちょっと書いて覚えておこうか。あとで読み返すのも楽しいかもよ」と促すと、意外や「書く」敷居は低くるんじゃないかなーと思うのです。
昔、3年日記を付けていたことがあります。
日記を読み返すと時々、面白いことに遭遇します。
ある友人とどこそこで食事した、こんな話をした、などとその日の出来事を書き、1年前の同じ日を読むとと、その人と初めて出会った日だったり。
日にちに限らず、このような偶然な出来事って、けっこう見られるのです。ある意味、予言めいているような・・・。
日記を付けるなら、スリーグッドシングスもおすすめです。
方法はこちら。
これは「幸福感に満たされた自分」を感じられるようになるためのもの。仕事で知り合った精神医の方からおしえてもらった方法ですが、効果があるという人がけっこういるのですよね。
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