アルツハイマーを予防する「マインド食」
認知症の中でも一番、割合の多いアルツハイマー型。
マインド食とは、2015年にラッシュ大学医療センター(アメリカ・シカゴ)が発表したアルツハイマー病を予防する食事法です。
これは
◯積極的に食べるといい食材を10項目
◯なるべく控えた方がいい食材を5項目
に分けたもの。
約1000人のお年寄りを平均5年間追跡した結果、この15項目のうち9項目以上を達成できていた人は、5項目以下だった人たちに比べるとアルツハイマーの発症が53%も低いという結果になりました。
さて、その積極的に取るおいい食材となるべく控えた方がいい食材をご紹介しましょう。
積極的に食べるといい食材
・緑黄色野菜(週6日以上)
・その他の野菜(1日1回以上)
・ナッツ類(週5回以上)
・ベリー類(週2回以上)
・豆類(週3回以上)
・全粒穀物(1日に3回以上)
・魚(なるべく多く)
・鶏肉(週2回以上)
・オリーブオイル(優先して使う)
・ワイン(1日グラス1杯まで)
控えた方がよい食材
・赤身の肉(週4回以下)
・バター(なるべく少なく)
・チーズ(週1回以下)
・お菓子(週5回以下)
・ファストフード(週1回以下)
以上です。
これはあくまでアメリカ版なので、日本人に適した食事法は現在研究中だとか。
日本人の食生活を考えた場合 、減塩がキーを握ると言われています。認知症の要因の1つに考えられているのが、脳にたまったタンパク質「アミロイドβ」ですが、塩分は脳の取りすぎると脳の血管を傷つけるので、アミロイドβを排出する際にスムーズにいかなくなる恐れがあるということです。
参考 これが世界最先端!“認知症”予防SP
http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20170517/index.html
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