夏は韓国料理「ポッサム」でスタミナつけて乗りきろう!

2016年6月8日食べもの

写真はソウルの繁華街、明洞にあるポッサム料理店。
ポッサムとはゆで豚をにんにく、キムチ、コチュジャンなどとともに白菜やサンチュ、エゴマの葉に包んで食べる料理。

以前、韓国人の知り合いから「好きな食べ物はポッサム」と聞いていたから、その名は知っていた。
韓国料理といえばサムゲタン、チャプチェ、チヂミ、サムギョプサルしか知らなかった私は、そのポッサムとやらに非常に興味を覚えたわけで。

だってゆで豚をキムチや韓国の調味料をのせて、葉っぱでくるんで食べるなんて、おいしいに決まっている!
そしてソウルへ行ったら最初に食べるのはポッサムと決めていた(^o^)

ところで、この記事を書いているのは、夏真っ盛り~。
今日からお盆休みをとる人も多くいらっしゃるかもしれません。

さて、夏になると「夏バテしたくなかったら豚肉を食べろ」とよく聞きます。
この「夏バテ」の「バテ」とは抽象的で曖昧な言葉~。

なんとなくの習慣で「夏」とセットで使っていますが、簡単にいえば「元気がなくなる」ってことですね。
さらに詳しく説明すれば、エネルギーを効率よく作り出す身体がうまく作り出せなった状態。

人の体でエネルギーを作るには、炭水化物が必要になります。
この炭水化物をブドウ糖に分解して肝臓に蓄え、ブドウ糖をエネルギーに変えていく過程で必要になるのが「ビタミンB1」なんですね。

体を動かすと「乳酸」が発生します。
新陳代謝がバッチリなら乳酸は体から排出されますが、そうでないと乳酸が出ていかなくなるので疲労を感じるのです。

すると、脂質や糖質などをきちんとエネルギーに変えてくれるビタミンB1が不足すると、エネルギーを上手に作り出すことができなくなる。
これが「夏バテ」が引き起こす原因というわけ。

このビタミンB1が多く含まれているのが豚肉なのです。

豚肉のビタミンB1の含有量は牛肉の10倍以上と言われていて、鉄、カリウム、リンなども含まれています。
また、豚肉は消化・吸収が良いことから、消化機能の低下した胃腸にとっても、効率よく吸収できる食べもの。
「夏バテしなくなかったら豚肉を食べろ!」というのは、ここから生じているのですね。

話はソウル・明洞のポッサム専門店に。
たいていのお店では副菜がずらりと並ぶのが韓国ならでは。
ゆで豚のかたわらにはケジャンや豆もやしの炒めもの、そして滋養強壮によいとされる、にんにくが数片。
このにんにくに含まれるアリシンという成分って、ビタミンB1を体内に取り入れやすくする働きがあります。

なるほど!
それで豚肉とにんにくがセットなのだ。

エゴマの葉やサンチュにゆで豚肉を置き、キムチとつぶしたにんにくをのせて包む。
お口のなかではやわらかくジューシーな豚肉とキムチとガツンとした辛味、エゴマの葉のなんともいえない複雑な妙味がからみあう。
それらを口に入れると瞑目せずにいられない。
そして、食べ進む、食べ進む。

「ポッサムが一番好き」と行った韓国人の言葉がここへ連れてきてくれたんだなー。
感慨深く思っていると、ゆで豚が最後の1つに。
名残おしそ~にサンチュにのせで包み、ふたたび瞑目したのであります。

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