カラダが疲れる~。その原因は脳に!?『すべての疲労は脳が原因 』
先日、書店でタイトルに惹かれたのが『すべての疲労は脳が原因』(梶本修身 著)
生活していると、カラダが疲れた~という場面が多々有りますが、それは「脳のしわざ」だった・・・という内容の本。
わかりやすい例がジムで運動をした後は「筋肉の疲れ」、PCにかじりついて仕事をした後は「脳(精神)の疲れ」と分類しますが、実はどちらも「脳の疲れ」なのだそうです。
え、運動をした後だったら足の筋肉なんじゃないの?
と考える人がほとんどだと思いますが、この本の著者・梶本先生によると、有酸素運動を4時間やった程度では筋肉はほとんどダメージを受けないとことがわかっているそう。
気になる運動の疲れですが、これは脳の中にある自律神経の中枢である「視床下部」や「前帯状回(ぜんたいじょうかい)」といわれる部位の疲労によるもの。
実は、運動を続けていると自律神経の中枢に疲労がたまることで、脳は筋肉疲労を起こしたかのような警報を発する性質があるといいます。それで皆、「筋肉の疲れ」と思い込んでしまっているというワケ。
そして疲労感は大脳の前頭葉にある「眼窩前頭野」のシワザ。
対処法は(いくつかあるうちから、個人的な実績できそうなものの備忘録ですが・・・)
疲労回復効果のあるイミダペプチドを含む食事の1つが、鶏ムネ肉。
1日100gの摂取で2週間で効果あるそう。
同じく疲労回復効果のあるのが、おなじみのクエン酸。
1日レモン2個、黒酢大さじ1、梅干し2個を目安に摂取すると良いそう。
内容紹介(Amazonより)
疲労回復物質の存在が明らかになって以来、疲労に関する科学的調査が進んでいる。その結果、私たちが日常的に使う「体が疲れている」とは、実は「脳の疲労」にほかならないことがわかった。疲労のメカニズムとは何か、最新のエビデンスをもとに解説する。また、真に有効な疲労対策や乳酸、活性酸素、紫外線、睡眠との関係なども明らかにし、疲労解消の実践術を提示する。【目次】はじめに 疲労を科学することとは/第一章 疲労の原因は脳にあり/第二章 疲労の原因物質とは/第三章 日常的な疲労の原因はいびきにあった/第四章 科学で判明した脳疲労を改善する食事成分/第五章 「ゆらぎ」のある生活で脳疲労を軽減する/第六章 脳疲労を軽減するためにワーキングメモリを鍛える/あとがきにかえて
特設サイトでは、脳疲労の蓄積チェックもできますよ。
こちら
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