元旦旅行5 水木しげるロードはスイーツの宝庫だった
JR境港駅前から水木しげる記念館のある本町アーケード通りまでの約800mの商店街が、水木しげるロード。
この商店街は個性豊かなお菓子がたくさん並び、今風にいうと「スイーツの宝庫」でございました。
上の写真は目玉のおやじをデザインしたバームクーヘン。
まんま、目玉のおやじ型。丸いカタチってパリエーションがききますね、ナイスアイデア!
「目玉」をふちどる赤い生地はラズベリー。
エイジレスのはいった封を開けた途端、甘いかおりに鼻先がコソコソとくすぐられました。
このお菓子を販売されているのは「妖菓堂」というお菓子屋さん。
面妖な屋号は、モノノケ好きかつスイーツに目がない人にとってシンパシーを感じるであろう、なかなかナイスなネーミング。屋号とお菓子のロゴ、どちらも雰囲気があります。
入手できなくて残念だったけど、水木しげる記念館の近くでは「妖菓目玉おやじ」という和菓子も発見。
写真で見ただけですが、目玉をモチーフしていて、なんというかその写真にはシズル感があり、ナマナマしいような、けれども使っている材料を見ると、正統派の「和」なお味が広がりそう~と思わせる。
(サイトで検索すると写真がたくさんヒットすると思います)
というのもこのお菓子は、あの不昧公にゆかりある松江銘菓として名高い「若草」を作っている彩雲堂さんの製造。
老舗のニューウェーブ版といった感じでしょうか。
建物の外観が境港ピカイチのビジュアルだったのが「妖怪饅頭」。
ここではゲゲゲの鬼太郎キャラクターの人形焼が大人気でした。
包装紙が「妖怪新聞」風で、皆、釘付け。
妖怪ファンなら後生大事にとっておきたくなる包装紙ですよ。
というわけで、お土産好適品!
明るい店内では試食も、無料のお茶コーナーも。
元旦の午前中から多くの人で賑わっていました。
妖怪饅頭内では、地元の小学生が作ったバリアフリーマップも見つけました。
微笑ましいですね。
この地図を必要としている方も境港をたくさん訪れているはずですから、喜ばれることでしょう。
行政と町との親和性が垣間見ることができますね。
表層的な情報を仕入れるのはインターネットで充分ですが、それは情報の閲覧でしかありません。やはり、現在の、そして近い未来の境港を感じるには、旅というLIVEが一番だよなー、と実感したのでありました。
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