元旦旅行2鳥取県境港 水木しげるロードで妖怪たちにご対面!
JR境港駅からまっすぐのびる約800mの商店街が水木しげるロード。
元旦の午前中だからか、混雑するほどの人出はなく、ゆっくりと通りに鎮座している、ブロンズで作られた妖怪の皆様とじっくりご対面できました。
そして、この商店街に軒を連ねるお店の外装にも『ゲゲゲの鬼太郎』に登場するキャラクターが使われているのですね。ここまで徹底して鬼太郎を起用している境港の町おこし。本気の意気込みが感じられ、好感がもてます。
こちらは美容院。
地元の人のみならず、観光客もふらりと入れそうな雰囲気。
鬼太郎に感化され、「ゲゲゲの鬼太郎みたいなワンレンボブにしてください」と注文した人はいらっしゃるかな。
ちなみに私が今まで髪型の注文で一番ぶっ飛んだのは、美容師さんの「今日はどうなさいますか?」の問いに、隣り合った席のご婦人が「ダイアナ妃みたいにしてください」と真顔で言ったとき。
英国の優雅なアフタヌーンティーにも百貨店ハロッズにも無縁そうな田舎に暮らす浦辺粂子似のオバチャンが自分の髪型をダイアナ妃に似せるとは。。。
髪を切ってもらっていた私はうつむいて笑いをかみころすのに必死。
で、横目でこっそりオバチャンの注文を受けた美容師さんを見ると、彼女も笑いをこらえるため、横に広がりそうになる口をギュッとすぼめるのにがんばっている様子だった。
英国の今は亡きダイアナ妃の髪型やファッションが注目を集め、女性週刊誌のグラビアをにぎわせていた頃のことだ。その時代の美容院での出来事を、なぜか思い出してしまった。
話を水木しげるロードに戻しましょう。
こちらは妖怪関係の書籍を扱う「水木しげる文庫」。
建物が「おいでおいで」をしているように感じた、気になるお店構え。
開店してたら間違いなく、どっぷりと浸っていたでしょう。
中に入ってみたかったですよ。
せっかくなので、境港駅付近に配されている妖怪ブロンズ像でシンパシーを感じた作品をいくつかご紹介。
かっぱとたぬきが竹馬で遊んでいます。
今日び、竹馬で遊ぶ子どもたちを久しく見ないけど・・・竹馬そのものを売っているのでしょーか。
こちらはヤマタノオロチ。
1つの胴体に8つの頭を持つ大蛇です。
出雲神話ではスサノオノミコトが強い酒を飲ませて退治しましたね。
水木しげるロードには鬼太郎の消印を押してくれる「水木ロード郵便局」がありますが、駅前にはこんなポストも。
鬼太郎好き+郵便好き(おそらく、どちらかが好きな人は2つともかぶるのでは?)はテンションあがるはず(^o^)
続きます。
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