日本でお豆腐が常温で陳列される!?

ニュースと考察

お豆腐は冷蔵庫で保存するもの。
それが日本の常識ですが、海外では常温で置いてあることも珍しくなく(主に中華の食材店など)…。
日本の習慣に慣れていると、「だ、大丈夫?」とちょっと心配になりますが、現地の人にしてみれば常温がフツーで。

一部のお豆腐常温販売される見通しです。

厚生労働省の薬事・食品衛生審議会部会は29日、スーパーなどで一部の豆腐を常温のまま販売できるよう食品衛生法の基準を改正することを了承した。これまでは冷蔵した状態での販売が義務付けられていた。今後、食品安全委員会の評価手続きを経た上で、早ければ約1年後から店頭に並ぶ見通しだ。

 豆腐は製造工程で細菌がわずかでも残っていると、腸チフスや赤痢などを引き起こす可能性がある。既にメーカーは無菌状態で製造や包装ができる技術を持っており、約30年前から常温で長期保存可能な豆腐が輸出されていたが、これを国内で売る場合は冷蔵しなければならなかった。

 基準が緩和されれば、豆乳を殺菌し、無菌パックするなどした製品は冷蔵して陳列する必要がない。消費者も自宅で常温保存できる。厚労省によると、要件を満たした豆腐は現在2メーカーが製品化しており、今後増えると見込まれる。

 業界団体は「エネルギー削減につながるほか、災害時の緊急物資としても活用できる」としている。【熊谷豪】

毎日新聞 11/29(火) 18:33配信より引用

災害時の緊急物資として使える、という点に感動してしまいました。
緊急物資というと、乾パンとか缶詰、レトルト食品などが活用されていますが、「高野豆腐」なんかも緊急時に使えそうですね。

関連エントリー
大ブレイク中のパクチー。ついにおせんべいにまで進出!
スーパーフード「チアシード」の炊き込みご飯を食した件
「油は体に悪い」は過去の常識? オメガ3女子のすすめ
最強のシリコンバレー式バターコーヒー効果の続き