ビールの苦み成分が認知症予防に効果!?
最近の認知症の要因として、脳に蓄積するたんぱく質「アミロイドβ(ベータ)」が認知障害を引き起こすという説が有力であるようです。
今年、アメリカの製薬会社「バイオジェン社」が開発した新薬「アデュカヌマブ」(
脳に蓄積するタンパク質「アミロイドβ(ベータ)」を減らすためのもの)を初期のアルツハイマー病患者を対象に投薬する臨床実験が行われ、アミロイドβを減らすことができたそう。9月1日、イギリスの科学誌『nature』に掲載されました。
さて、アミロイドβを減少させる物質が、ビールやノンアルコール飲料の原料であるホップ由来の苦み成分「イソα酸」に含まれていることがわかりました。
(前略)飲料大手のキリンと東京大、学習院大の共同研究チームが明らかにした。
厚生労働省によると、認知症の人は国内に約462万人(2012年)おり、このうち約7割をアルツハイマー型が占めると推計される。加齢に伴い、脳内にたんぱく質の「アミロイドβ」が蓄積することが原因とされる。
キリンや東京大の中山裕之教授らの実験で、ホップ由来の苦み成分である「イソα酸」に、脳内の免疫細胞である「ミクログリア」を活性化させ、アミロイドβを除去する作用がみられた。イソα酸を含むえさを食べたマウスは、そうでないマウスに比べ、アミロイドβが約5割減少し、認知機能も向上したという。
読売新聞 11/28(月) 7:43配信より引用
ビールを作るホップにアミロイドβを減少させる成分が含まれていたとは!
Σ(・□・;)
誰ですか?
「ビールには、認知症を予防する効果があるんだ!」ってことを理由に、ビールを飲み続けるってコンタンの人は。
このホップ由来の成分を生かした認知症予防フードなど、登場しそうですね。
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