冬至七種。冬至に「ん」が付くものを食べると運が上がる!?

ライフスタイル

冬至に食べるものといえば、南瓜(なんきん)が知られるところ。
実は南瓜の他、食べるとよいものがあるのです。

それは「ん」が付く食べ物。

前述した南瓜をはじめ、蓮根、人参、寒天、大根、昆布、うどん、ぎんなんなど。
「ん」がつく食材は他にもたくさんありますが、特におすすめなのは「冬至七種」といわれるもの。なんと「ん」が2つ入る食べ物です。

それは

南瓜、蓮根、人参、銀杏、金柑、寒天、饂飩(うどん)

運にかけて、「ん」が2つ以上入っていることから、とても縁起がよいといわれる、冬至七種。「ん」の付く食べ物を「運盛り」といい、縁起をかついでいたのですね。

上の写真はフルーツの女王といわれる「マンゴスチン」ですが、これも名前に「ン」が2つ以上、入っている!アジアで冬至の頃に見かけたらいかがでしょう?笑

今は旬ではありませんが、12月中旬、バンコクではみかけました。

話は日本の冬至に戻しましよう。
これは、土用の丑の日に「う」のつくものを食べて暑い夏を乗りきっていこう!という言い伝えにも似ていますね。

いずれも栄養が高く、寒くて背中が丸まっちゃいそうな季節にエネルギー源となるものばかり。

古くから日本人は「運」と「健康」がつながっていることを知っているから、いまだにこの風習がすたれることなく、伝承されているのでしょう。

ところで、節目の日である冬至には、いろいろな言い伝えがあります。

冬至に南風(はえ)が吹けば地震、日照り、大雨

冬至に雪が降れば豊作

冬至に東風(こち)吹けば人に災いあり

などなど。

冬至は実は邪気を払う節目。
この言い伝えも冬至七種同様、先人が残した置き土産なのでしょうか。

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