染井吉野の後に楽しめる、黄色の花を付ける桜

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写真は「鬱金桜(うこんざくら)」という桜。
日本の桜に多い品種「染井吉野」の見ごろが終わった後黄緑色の花を咲かせ、黄色へと変わっていきます。

この黄色の桜グループに「御衣黄(ぎょいこう)という」の名前の桜があることを知り、その名前の美しさにうっとりしてしましました。

「ぎょい」といえば、「御意」(あの人気医療ドラマでよく登場した言葉ですね)を思い出しますが、昔の高貴な貴族たちがまとった黄色のお召し物の色に近いことから、その名前が付いたのだとか。

映画『ラストエンペラー』の主人公である、清朝最後の皇帝溥儀も、映画の中で弟にむかって「自分だけが黄色を身につけられるんだぞ」と言っていたような(たしか・・・)。

中国でも黄色は帝だけが使用できる色として、尊ばれてきたわけで。

風水のドクターコパ先生も「黄色は金運」とおっっしゃるように、黄色は金運を呼び込む!?
写真の鬱金桜があるお寺では、「拝むとお金にうれうことはない」なんて言い伝えも。

いっせいに咲き始めて咲き終わる桜が終わった後は取り残されたような、ちょっと寂しい気持ちになりますが、その後には黄色の桜の多くが咲き始めます。4月下旬が見頃。

黄色の花を付ける桜の品種は多くはないようですが、もしチャンスがあればぜひ、愛でてください。

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