否定してくる相手に「Yes」を言わせるカンタンな方法って?

2016年5月9日ライフスタイル

何かを頼むと、すぐに「NO」を言う人。
あなたの周りにいませんか?

いわゆる天邪鬼なタイプ。
目の前の相手が何か言うと「否定から」入ってくる、ちょっとややこしい人です。

たとえば、こんなふうに。

「今日、~する時間ってありますか?」
「あるわけないじゃん」

「来週、取引先との食事会の幹事をお願いしたいのだけど」
「忙しいからダメ」(場合によっては、この後にいちゃもんをつけてくる)

職場にこういうタイプの人がいると、仕事を頼みにくいうえ、やりにくいしょう。
否定から入ってこられると、話が広がらないし、コミュニケーションもとりづらい。

今日はそんな天邪鬼からyesを取りつける方法を紹介します。

それは、質問やお願いをする時に否定疑問文を使うこと。

1
「今日、~する時間はないですよね?」

「別に。なくはないけど」

2
「今、皆忙しいからお願いするんだけど、来週の取引先との食事会の幹事なんて頼めないよね?」

「仕方ないから、やってもいいけど・・・」

否定してくる人には「否定で対応」してみてください。
あと、2のように「忙しいからお願いするんだけど」という理由らしきものをくっつけるのもポイントです。

なぜなら、脳は理由や訳が大好物だから。

自分の行動に正当性を見い出すために、理由を欲している生き物が人間です。
「忙しいからお願いするんだけど」という、いかにも理由らしく聞こえることにも反応してしまうのです。

プラス、相手のSNSから普段、どんなお店を使ってにいるのか、好きな(強いジャンルの)料理やお酒は何かなどを仕入れ、否定疑問文でお願いする時に、さりげなくその話題を盛り込みます。

相手は気分が良くなり、承諾する率が高まるはずです。

これから忘年会シーズンですね。
否定疑問文でお願いしたら、今まで幹事なんか絶対にやらなかった天邪鬼タイプの人が幹事を引き受けてくれるかもしれませんよ。

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