相手にYesと言わせる電話営業テク 原始的な声というツール3
前回からの続きです。
●日頃から愛のある言葉を発する人になる
「感じのよい声」とほめられる人は、普段から感じよく人と接しているはずです。
原子的なツールである声は、いくらとりつくろっても、その人の本質を映し出すものなのです。
今、あなたが何らかの問題を抱え、人生に行き詰まりを感じているならスピリチュアルなツールを用いて、見直してみるのもよいでしょう。
たとえば、「ホ・オポノポノ」というハワイ少数民族に伝承される問題解決法があります。
ハワイに伝わるこの伝統的な問題解決法をハワイ伝統医療のスペシャリストであり、「ハワイの人間州宝」(1983)である、 故モナ・ナラマク・シメオナ女史が、現代社会で活用できるようアレンジしたのが 「セルフアイデンティティ ホ・オポノポノ(SITH)」です。
現代版にアレンジされたホ・オポノポノは、多様な文化的・社会的背景からなる南北アメリカや欧州で実践されつつ、さまざまな国際会議、高等教育の場へも紹介されてきました。(国連、UNESCO、WHO(世界保健機関)、ハワイ州立大学など)
ホ・オポノポノの問題解決の基本は、 「どんな目の前の現実も、100%自分の記憶(潜在意識)の現れである」 として、その記憶をクリーニングするため、 自分の記憶に向かって4つの言葉を唱えることからはじまります。
その4つの言葉とは
I Love You.
私はあなたを愛しています。
I’m sorry.
ごめんなさい。
Please forgive me.
私を許してください。
Thank you.
ありがとうございます。
これらの言葉を唱えることによって、問題の根本である自分自身の記憶を「クリーニング」すると、現実にも変化がもたらされるというものです。
ホ・オポノポノについての著作者として知られるハワイのイハレアカラ・ヒューレン博士は、この「自分自身の記憶のクリーニング」を続けることで、 ハワイ州立病院の「触法精神障害者収容病棟」の収容者たちを次々に退院させ、 ついには閉鎖へと導きました。
「愛しています」「ごめんなさい」「許してください」「ありがとうございます」の言葉を唱えてみてください。
もちろん、自分の腑におちる言葉に変えて、あるいは付け足してクリーニングするものOKです。
思うように生きられない原因を取り除くといわれるホ・オポノポノの言葉をぜひ、普段から使ってみてください。
許せなかったことがだんだんと気にならなくなったり、憎しみが徐々に薄らいでいくのを感じるようになると、それは自分の無意識が変化しているサインです。
詳しく知りたい方は、ホ・オポノポノに関する本を読むことをおすすめします。
4つの言葉以外のクリーニングツールも紹介されていますよ。
アマゾンで買えるホ・オポノポノ関連本はこちらから。
●見えない相手に「声」で新鮮な風を運ぶ
電話営業を通じてわかったことは、人は「意外性に弱い」ということです。
恋愛でもそうですよね。
外見と性格のギャップに惹かれるというのはよく聞く話です。
私が電話で営業する方のなかには、職場で高い役職に付いていらっしゃる方がいます。
そんな高い役職にある方ほど、私のかける電話に「意外性」を感じる傾向があるように思います。
おそらく、職場では普段から○○部長、○○先生と呼ばれ慣れている方たちです。
しかし、私の場合、そのような肩書ではなく○○さんと「さん」付けで話します。
なぜなら、「さん」付けで名前を呼ばれると、新鮮な印象を持たれることが経験からわかっているからです。
会社の社長が夜、なじみのお店でホステスさんと話をするのが楽しみ、という話を聞いたことがありませんか。
それは、楽しくお酒を飲んで気分転換したい、自分の話をじっくり聞いてほしいという気持ちのほか、「自分を叱ってほしい」という思いもあるのだとか。
例外もあるでしょうが、社会的に上の立場にある人は、なかなか人から忠告を受ける機会がありません。
部下の方も社長だからと遠慮することもあるだろうし、よほどの仲でないと、お取引先も遠慮して、なかなか言いたいことも言えないのではないでしょうか。
よって、社会的に上の立場にある人は、自分と対等にものを言う相手にはなかなか出会えないということになります。
私は、高い役職の相手から契約をいくつもいただいてきました。
きっと、それは便利な肩書で呼ばずに「○○さん」として接したおかげではないかと思っています。
ただし、なかには肩書で呼ばれるのが大好きという人もいます。
そのような相手を見(聞)極めるには、相手の放つ言葉のトーンや話し方に注意を注いで、判断できるはずです。
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