見えない相手にYesと言わせる電話営業最終回 仕事道具に敬意を払う

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前回からの続きです。

電話営業をはじめ、どの職種にもいえることですが、みなさんは仕事道具に敬意をはらっていますか?

普段、使っている電話や机、メモ帳。
自分の仕事を助けてくれているものたちを大切にすることは、仕事の土台にあります。

メジャーリーグで活躍しているイチロー選手は、勝った試合でも負けた試合でも、ロッカーに戻るとグローブの手入れをすることで知られています。
イチロー選手の言葉です。

「バットの木は、自然が何十年も掛けて育てています。

僕のバットは、この自然の木から手作りで作られています。
グローブも手作りの製品です。

一度バットを投げた時、非常に嫌な気持ちになりました。

自然を大切にし、作ってくれた人の気持ちを考えて、僕はバットを投げることも、
地面に叩きつけることもしません。

プロとして道具を大事に扱うのは、当然のことです。

仕事道具を大切にすることも、仕事のひとつです」

みなさん、イチロー選手のこの言葉を読んでみて、いかがですか?
一流と言われている人こそ、自分の仕事道具を大切に使っています。

私たち電話を使って営業をする者が出来ることは、何かを考えてみましょう。

●電話を大切に扱う
1.電話器を毎日、拭く。
2.電話器のコードがからまっていないか、気を配る。
3.仕事のパートナーである電話器に「ありがとう」を言う。
4.時には音声チェックを行う。

いつも、当たり前に使っている仕事道具にたいして、敬意を払う。
こういったことを心がけると豊かな気持ちにもなれますね。

人やものを軽んじる心は現象としてあらわれます。
ものを大切にしていると、いつかそれが何かのかたちで助けてくれる…

電話を使った営業で成功するには、普段仕事に使っているものを大切にする心が土台にあるように思います。
今日までこの連載をお読みくださいまして、ありがとうございました。

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