ナチュラル志向の人に敵視されている精製塩。ホントのところは?
精製塩は「ミネラルを含まず、自然のものとはいえない。だから体によくない」と考え、自然塩を好む方がいらっしゃいます。(私もそうです)
精製されていないもの=カラダにやさしいもの
みたいな図式が出来上がって、精製塩をはじめ、白砂糖、そして白米などが敵視され、精製されていないたとえば、玄米や黒パンなど「黒いもの」グループは、支持されている傾向があるような気がします。
昔、塩は塩田で作られていましたが、1971年に確立された「イオン交換膜法」という技術が普及したことで、各地の塩田は消えていきました。
この技術は海水に流れ込むPCB(ポリ塩化ビフェニルの略称、毒性の強いダイオキシンの総称)などの危険な物質を取り除くためのもの。
こうして、塩化ナトリウム99.5%の純度の高い塩が出来がるのです。
できるだけ自然塩を使っている私はこの事実は衝撃的でした。
そーか。自然の恵みだと思って、自然塩を使っているけど、ある意味、危険物質が除去され、純度の高いのはこっちの方では?と、目ウロコ。
けど、確かに料理によっては精製塩より、自然塩を使った方が美味しく味つけられることもある。
自然塩だから絶対に安心安全というわけではなようです。
精製塩の作られるプロセスをちゃんと知っておかねば、そしてやはり自然塩の作られるプロセスも知りたく思った次第。
参考文献『医者に殺されない47の心得』
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