これから全国で「認知症カフェ」の設置と活用が増えそう
高齢者ケアの最も大きな課題の1つにあげられるのが認知症。
高齢者のご本人も、ご家族をはじめとする周囲の人々も「もしかしたら、認知症?」と不安にかられた時、カフェに行く感覚で、お茶を飲みながら気楽に専門家に話を聞いてもらったり、情報交換ができたら、なんとこころ強いでしょうか。
最近、認知症にまつわる悩みをお茶を飲みながら気楽に相談できる場所が注目を集めています。
その名も「認知症カフェ」。
知名度はまだ低いかもしれませんが、NPOや介護・看護サービスを擁する病院、福祉団体などが行政の会場や病院施設、個人の自宅を会場に月に1~3回、あるいは週に数回、開催しています。
さて、昨年、政府は「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」を掲げ「認知症の人の介護者への支援」を織り込み、認知症カフェの設置も視野に入れました。
これから全国に認知症カフェ(オレンジカフェ)がオープンし、認知症に関するケアの拠点として展開していきそうです。
そのうち、本サイトでも認知症カフェを訪れ、現場取材を行いたいと思っています(^o^)
MEMO
認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)・・・厚生労働省が13年度から進める「認知症施策推進5カ年計画(オレンジプラン)」に代わるもの。
新オレンジプランの基本的な考え方・・・認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指す。
認知症カフェ(オレンジカフェ)等の設置・・・2018(平成30)年度からすべての市町村に配置される認知症地域支援推進員等の企画により、地域の実情に応じ実施。
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