会話にあえて、3秒の「間」をあけると・・・
対立する意見を述べる相手が目の前にいる時。
あえて3秒の「間」をあけて話してみましょう、というお話です。
仕事でも友人関係でも、意見がかみあわないことってあります。
その会話をずっと続けていると、体力・気力を消耗していまい、何の解決にもならなく、時間がもったいなかった、と後でふりかえることも。
「意見合戦」を繰り広げてしまうと、お互いが相手の見解をさえぎってしまい、適切な伝達が難しくなってしまいます。
そんな時は、返事をする時に「3秒の間」をあけてみましょう。
この3秒という「間」によって、何が生まれるかというと、
一言でいえば『不安』。
相手はその時間差で自分のペースを崩され、違和感や感情の変化を感じます。(=不安)。
すると「あれれ、なんか自分ってムダに興奮しすぎじゃね!?」
と、自らの興奮(怒り)に気がつき、冷静に自分と相手の反応をみきわめられるように。
そうして、心を落ち着かせて意見を言い合えることができるようになると、人間はお互いを理解しようとし始めます。
ただし、間をあけすぎると、相手はシカト(無視)されたと、さらに興奮状態になるのでご注意を。
これって、メールやチャットにも応用可能。
あえて「間」を置くことで自分の考えを俯瞰でき、言葉の選び方や伝え方を冷静に考えられるようになります。
自分が興奮している時は、スピード感を優先して、物事をサクサク対処することだけに没頭し、言葉を尽くすことは二の次になってしまいがち。
ですが、あえて時間を置くと、本質をつく内容を書いたても、ユーモアのある言葉で伝えられたり、語尾に(笑)と書く余裕が生まれます。
■参考文献
脳の教科書(加藤俊徳著 あさ出版)
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