森田恭通さんのバカラシャンデリア@恵比寿ガーデンプレイス

2016年2月19日ライフスタイル

冬はイルミネーションにときめく季節。

六本木ヒルズやミッドタウン、丸の内など、東京のイルミネーション所は数あれど、ここが一番好きという方は多いのではないかしら。

それは、恵比寿ガーデンプレイス。

ここのイルミネーションはバカラのシャンデリアが使われていることで知られ、1999年以降、毎年、息をのんでしまうぐらいの美しい輝きを放ち、人々をロマンティックなムードにいざなっています。

「エターナルライツ」と名付けられた今シーズンのイルミネーションは、昨年のクリスマスシーズンから今月にわたっての展示。
冬のピリッとした空気も、天まで届きそうな煌めくシャンデリアの豪奢な光を浴びると、さらに引き締まったものになりそう。

写真のシャンデリアは、昨年、バカラ創設250 周年を記念し、グラマラスの森田恭通氏とのコラボレーションによって生まれたもの。高さ8.4m、幅4.6m、クリスタルパーツ総数26,471 ピース、ライト総数410 灯の、バカラの歴史上最大の大きさを誇ります。
(恵比寿ガーデンプレイスのサイトより)

デザイナーの森田恭通さんといえば、今をときめく伊勢丹新宿の大規模な売り場リニューアルを手がけたことでも知られる、世界的に素晴らしいお仕事をなさっている方。

カフェブーム、カフェ起業ブームが世の中を席捲した頃、森田さんの手がかかったお店は洗練されていて、どれもスタイリッシュという言葉の枠をはみだして目鼻立ちくっきり、色気を感じさせるものばかりで、日本の店舗デザインの「粋」度が底上げされた印象を受けたものです。

やはり、このバカラのシャンデリアも森田色が濃厚ですね。
どことなく、森田さんが手がけられた「LOUNGE by Francfranc」(港区南青山)のムードもたなびいています。

こんな風に自分の痕跡を、自分の風味を作品に封じられるのって、「創り出す」仕事をする人にとって刺激になるはず。

冬空の下、オリジナリティーとは何ぞや、自分の持ち味を加味すること、どんなに心を動かされたことでも「すごい」としか表現できないのってつまんないよな~などなど、いろいろ考えさせられたのでした。

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