桜の花びらを使った酵母
桜の季節となりました。
今年は開花が例年より遅かったようです。
桜が咲き始めるといつも思い出すのは、梶井基次郎の小説の『櫻の樹の下には』の
桜の樹の下には 屍体 ( したい ) が埋まっている!
これは信じていいことなんだよ。
何故 ( なぜ ) って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。
俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。
という一文。
街のいたるところでいっせいに咲くこと自体、不思議な桜。
個人的には桜の花びらを何かに利用できないか?と思っているのですが、なんと、知り合いが桜の花びらと砂糖で酵母を作り、パンを焼いたとのこと!
桜で酵母が作れるんだ!
作り方をきいたところ、
1.花を洗わずに砂糖と水を入れ、毎日よく振ります。
2.ブクブク泡立ち、炭酸水のようにプシュッ!と音がすると、出来上がり。
3.これを濾して、小麦粉とあわせて酵母を作る。そしてパンを焼く。
まさか桜から酵母をつくって、パンを焼くとは。酵母をつくる前の段階、発酵シロップの時点で飲めるようですが。
しかし「桜の酵母」って、言葉の耳ざわりも良いし、惹かれるものがありますね。「桜」の国に暮らす日本人だからかも。
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