「貧乏神」ってお祀りされてるの!?

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子ども向けの日本の神様図鑑を読んでいた時のこと。
「私たちの生活の中にいる神様」という項目で、紹介されていたのが貧乏神。

えー。

!(◎_◎;)

貧乏神って、民の会話にだけ出てくる存在だと思ってた!

「あー、今月出費がありえないぐらいかさんじゃう。これって、貧乏神にとりつかれちゃったのかしら?」みたいに。

実はこの貧乏神って神社にお祀りされているのです。
その1つが東京都文京区にある、通称「貧乏神神社」こと北野神社の境内にある太田神社。
ここにはかつて、黒闇天女という貧乏神が祀られていたといいます。
この黒闇天女は弁財天のお姉さんにあたる方。

この地にはこんな伝説があります。

小石川に暮らしていた旗本の夢の中にある1人の老人が現れ、言いました。

「われは貧乏神で、この家で世話になっておる。そのお礼に毎月1日、15日、25日に赤飯と油揚げをそなえてくれたら福を授けよう」

それを実行した旗本は運が上向き、豊かになったとか。

貧乏神とおさらばしたい方はこの神社に参拝してみるのもよいかも。
お参りする時は「長くお世話になっていましたが、今日はお礼に参りました」とご挨拶を。

神様とて、「縁を切らせていただきます」なんてご挨拶をされるより、本日をもって
貧乏を返上させていただきます、と言われたいものですよね。

ネットで検索したら、全国にも貧乏神をお祀りしている神社がいくつかあるようです。

金運が上がる神社への参拝も人気ですが、「最近、貧乏神にとりつかれている!?」と心配している方は、まずは貧乏神にお参りして貧乏を返上しては。

参考文献 頼れる神様大事典

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