仮面ライダーから脱出するぞ!心屋仁之助さん講演会@広島2015

2016年1月29日ライフスタイル

12月26日に広島に滞在することになり、今をときめき続ける心屋仁之助さんの講演会@広島国際会議場フェニックスホールへ。

ナイナイアンサーを見ていて、いつかナマでお話を聴く機会があればよいなーとずっと思っていましたが、まさか出張先の広島で講演会に行けることになるとは!
チケット入手は困難だと思っていたのに、当日券もあるわで、ドンピシャのタイミング(^^)

開演時間。
ステージではなく、皆のお顔を見たいと、左側の客席入り口扉から登場された心屋さん。
テレビで見た印象と変わらず、とてもシュッとされてらして、カッコいい方。今年最後の講演会でもって、仕事納めだそうです。

会場の男女比は女性が8割ぐらいかな。
年齢層は30~50代が多かったようです。(開演中、年代別挙手コーナーあり)
私の座席周辺(12人☓5列)をみまわしたところ、12人ぐらい男性がいらっしゃってました。

講演会ですが、結論から書くと、もう目ウロコ&涙ドロドロでした。
心屋さんの講演会に行かれた方のブログを拝見すると「パカーンした」とか「涙が止まらない」とか、しばしば目にすると思います。

ホンマにそうじゃったわ~。(広島弁)

これは本ではわからない感覚。
心屋さんは本に書かれていることも話されるのですが、話の染みこみ具合というか納得の具合というか、文字だけの情報をはるかに超えた理解(気づき)がありました。

Liveっのもつパワーって、果てしなくすごいなー!
このことにもビックリ。\(◎o◎)/!

さて、ステージの上には仮面ライダー2体とショッカー4体が。
こちら、あるメタファーというべきもの。

仮面ライダー・・・「がんばる教」信者
ショッカー・・・・「がんばる教」の洗脳から解かれた者&「なんか知らんけど、うまくいってる」教の人

がんばる教とは

がんばる
自分「が」やらないと!で生きている
がまん

を身上としている人たち。
これが世の中をうまく回すためには大切だと盲信している。

仮面ライダー(自分を正義の味方だと信じている)は、自分とは反対のタイプであるショッカーたち、つまり「がんばらない」「がまんしない」「自由に生きている」「好きなことだけしている」「感謝しない」「先送りする」など、自分の身上を崩す人たちを正さないと気がすまない。

仮面ライダーである彼らの根底にあるのは「自分ががんばらないと認めてもらえない」「がまんしないと誰かに悪く思われる」という罪悪感。

仮面ライダーとショッカーを隔てるものは。
それは「罪悪感」と、元仮面ライダーだった心屋さん。

その罪悪感はなぜ生じるのでしょーか。

ヒントは幼少期の自分から見た「母親」にあり。
心屋さんの質問・・・「小さい頃、皆さんが見ていたお母さんの顔は楽しそうやった?」

「楽しそうだった」という人はショッカー。←会場の挙手は少数派
大多数は「そうじゃなかった」。

実は「がんばる教」の教祖は母親だったんですね。「仮面ライダー」の育ての親。

そして、そのこびりついた「がんばる教」のおしえを溶かしていくのが「魔法の言葉」。心屋さんの「repeat after me」に続いて、210もの言葉を発します。

※魔法の言葉については、検索するといくつも出てくると思います。←「がんばる」教の仮面ライダーだったら「ちゃんと紹介しないといけない」などと、必死に書きつづるのでしょーね。

この言葉を放つと・・・はやくも涙ドロドロ。
幼少期の自分が欲していた言葉を発すると、いえ、発しようにも、泣けて発することができなかった…。
座席のあちらこちらから嗚咽も聞こえてきた。

魔法の言葉を発した後、私に訪れた感覚は、
こんなにも自分を陽の当たらない暗く冷たい牢獄に閉じ込めつづけていたのか!というもの。

一条の光にふれたくても、自分が手を伸ばしただけでは手に入らない、自分がどうにかしてがんばらないと光にはふれられない、と信じこんでいたんだなー。

仮面ライダーはいつも身体にチカラが入っているけど、ショッカーはゆるんでいるといいます。
涙はコリをほぐす役目があるみたいです。
私にも効いていて、いつもダラダラしているのに、さらにダラダラに。。。

少しだけショッカーに近づけたかな?そうだといいな。

続きます。

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ナイナイアンサーのホリエモン登場回の動画。心屋さんの「魔法の言葉」が聴けます。30’10頃から見ていただくとよいかも。