広島駅で「TUNAGARU! 広島」赤い糸のアートに遭遇

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先日、乗り換えのため、降り立ったJR広島駅。
駅の外には出ずに改札内の跨線橋(こせんきょう、駅構内でホーム同士を連絡するエリア)で遭遇したのが、赤いラインで広島の名物を描いたアート。

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これは「赤い糸で、おでむかえ。~TSUNAGU!広島~」をテーマに、テレビ朝日系「報道ステーション」のオープニング映像でグッドデザイン賞を受賞したクリエーター奥下和彦氏による作品。

カープに、宮島に、原爆ドームという広島を代表する名物や観光地、そして心がホクッとなるのが、新幹線の車内販売を担当する人や駅で働く人たちが描かれていること。

「つながる」ってステキだな。
人、場所、モノゴトと。

通路や壁、窓などけっこう広範囲に渡って「赤い糸」を模したラインで描かれている作品を追う楽しさを提供してくれます。
展覧は8月31日まで。

この写真、ちょっと暗くうつってしまいました・・・^^;
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さて、観光にチカラを入れている広島県ですが、備忘録を兼ねて最新(2015年度)の観光客数の動向をまとめておきます。
(ソースは日経新聞)

外国人観光客数は166万1000人で、前年に比べ59%増加。
これは4年連続で過去最高を更新したことに。

中国からの観光客は16万5000人で、前年から2倍強の増加。
これは昨年、広島港五日市岸壁に初めて大型クルーズ客船が寄港したことも大きい。

観光客数が最も多かったのは米国で(ちょと意外〜)26%増の23万人。
フランスや英国からの観光客も大幅に伸びた。
この背景にあるにのは広島が「被爆70周年」を迎えたことも起因する。

国内旅行先としても、広島は健闘し、国内も合わせた総観光客数は前年比7%増の6618万人(過去最高の数字)。

昨年3月に広島県尾道市と松江市を結ぶ「中国やまなみ街道」(中国横断自動車道尾道松江線)が全線開通したことが大きく、この道路周辺にある施設を訪れる人大幅に増加した模様。

旅行形態では日帰り客が5777万人と全体の9割近くを占める。(つまりは近隣県からの旅行者が多いということか?)
広島県は滞在型の観光客を増やすべく、宿泊施設を充実させることが目下の課題。

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