記憶のおそうじ。イヤなことを忘れるには紙と封筒とのり!

ライフスタイル

過去に起こったことを思い出してイライラすることってありませんか。
「思い出し笑い」ならぬ「思い出し怒り」ってやつですね(^o^)
気がつくとボルテージがあがってしまい「自分コワッ」と、自分自身にドン引きしてしまうこともあります。

そのエネルギーたるや、ももクロちゃんやベビメタのライブ空間で燃え尽きるごとく凄まじいものがあり、どーせならそのエネルギーを使って何か新しい現実を創る方がよっぽど自分の身のためなのに、怒りは怒りを呼びこんでしまう。

できたら、この思い出し怒りとは決別したい・・・という方。(ま、私なんですケドね)

超カンタンな記憶のおそうじを試してみませんか。
つまりはアタマの整理方法ともいえるのですが、けっこうスッキリしたので記しておきます。

それは、ただアタマの中のおしゃべりを紙に書くだけ。
これをブレインダンプ(brain dump)といいます。

何をどう書くかなど、決まりはなし。
とにかく、思いついたことやアタマをよぎったことをA4の紙に書いていくのです。

これって、カッコよくいえばJAZZでいうところの「インプロビゼーション」(即興)です。

書くということは、アタマの中のあるものを外に出す行為。
おそうじ前は整理整頓できてないので、どこからどう手を付けてよいのか考えても解決できないのですが、一度アタマの中にあるものを追い出してしまうと、なんかスッキリ~。

アタマの中身は直接、取り出して見ることはできませんが「書く」過程を経て、アタマを占めていたものを視覚化することは可能です。
書くことで目に見え、書いた事柄を整理・消去・別の考え方もできるので、スッキリできるのでしょう。

「書く」ってめんどくさ!という人もいるでしょう。
たしかに人によっては労力を必要とする方法ですが、効果はかなりのものなので、騙されたと思ってぜひ試してみてほしい。

さて、記憶のおそうじ方法をもうひとつ。

イヤな出来事を忘れたい時はあえてそのことを抽象的に書いてみるという方法です。

これは認知療法の考え方ですが、抽象的な思考を紙に書き出して視覚化すると、脳はその人にとってもイヤな出来事を処理しやすくなる、という性質を利用するものです。

そして、その紙を封筒に入れてのりをしてクローゼットの引き出しの奥など、普段目につかないところに置いておく。

そうすることで一区切り。これが記憶のおそうじとなるのです。

イヤな出来事を紙に書いていくトレーニングを積むと、悲観的な思考を消す力も鍛えられるというデータもあるそうです。

人生は「思い出し怒り」より「思い出し笑い」が多い方がいいですよね(^o^)

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