鴨肉、からすみ・・・「◯◯もどき」がいっぱいの台湾の素食

先日、ナンチャッテうなぎの記事を書きましたが、書いている途中に思い出したのは、台湾の「素食」のこと。

台湾の素食ってご存知でしょうか？

漢字の構成から、質素な食事を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。

素食とは菜食(ベジタリアンフード)のことで、肉、魚、卵、臭気のあるもの（ネギやらっきょうなど）を使わない食べ物です。

初めて素食というものを目撃したのは台湾の高雄の市場にて。
お客さんでにぎわっているお店を発見し、看板を見ると「素食」の文字。
お店の軒先には、おいしそーな巻物のお惣菜が並んでいました。(写真)

その時は、素食が何であるかを知らずにいたのですが、鴨のローストとかからすみなどが真空パックで販売されている上、お値段もお手頃。
これは日本に持ち帰るのに便利！！と何品か購入したわけです。

帰国して家族で食べたのですが、フツーに鴨の味で美味しいし、からすみもイケる。
しかし、どのパッケージにも「素食」とか「素肉」などと書いてある。
それが気になって、ネットで調べたら、なんと・・・それらは鴨肉もどき、からすみもどきだった！

まさか、大豆やゆば、こんにゃくなどで作られていたとは・・・

＼(◎o◎)／！

全く疑うことなく、本物だと思っていました。
なんと精度の高い作り！

私がベジタリアンフードで食べたことがあるのは「大豆肉」といわれるトリの唐揚げもどきですが、あれも見た目といい、弾力といい、味といい、まさにトリカラでした。
肉好きでもじゅうぶん満足できるので、日本のベジタリアンレストランでバラエティ豊かな台湾の素食を出すと、人気を集めるのでは?

聞いた話では、素食には「うなぎ(もどき)」もあるのだとか。
皮目は海苔で作られているそうですが、身は何を使っているのだろう？
先日紹介したうなぎもどきは魚のすり身で作られていましたが、素食は魚は使わないから、気になる～。

Posted by kaigonok