朝はいただきもの。朝食を外で食べるベストシーズン到来

食べもの

「朝はいただきもの」とは、書家であり、奉仕団体一燈園で活動されていた石川洋先生のお言葉。

朝は万物が目覚める時間帯。
前日までの清濁混じったモノゴトは夜にとっぷりのみこまれて無に帰し、朝は夜の働きのおかげですがすがしい空気が流れはじめる。

早朝、深呼吸をするとそんなことを思ったりします。そして体感するのは安らぎ。

この安らぎこそが「いただきもの」ではないかと思うのです。

もうすぐ桜の見頃を迎え、自然とふれあえる中で飲食できる楽しみが待っています。
いつも会社内で昼食を食べている人が、あるとき気分転換に外に出て自然のなかでごはんを食べてみると、なぜかスッキリした気分に。それが習慣となり、お昼になると外気にふれながらランチする人もいます。

鳥の声に耳を澄まし、自然の中に生息するいろいろな植物の色やにおいを感じると、使っていなかった感覚に風が勢いよくふきこまれ、目を覚ますよう。
外に出ると日焼け以外はいいことばかりですw

お昼も良いですが、できたら、朝の空気を思いきり吸いこめる時間帯に、自然と触れ合ってはいかがでしょう。

新鮮な空気を体内に取り込むと、体が目を覚まします。
脳にもフレッシュな空気が送られ、頭もクリアーになるし、いいことずくめ。

朝食を食べる習慣のある人はぜひ、早朝の風を浴びながら朝ごはんを食べては。
最近では朝ごはんナシだと脳出血のリスクが36%も増えるという論文が発表されたことが報道され、長く朝ごはんを食べてなかった人が再び朝食しっかり派になっているとか。

スタンフォード大の美しきケリー・マクゴニガル教授の名作『スタンフォードの自分を変える教室』で紹介されていますが、2010年にエセックス大学の研究者たちが発表した研究によると、自然の中でアクティビティを行うと、自信が高まることが明らかになっています。
これを「グリーンエクササイズ」といいます。

緑の中で5分間深呼吸をしながらストレッチなど簡単な運動をするだけで、心身ともに自信をアップさせる効果があるグリーンエクササイズをやらない手はありませんね。そして、シメは美味しい朝食。

いろんな意味で、朝はいただきものです。

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