長寿の人は「脂っこいもの」を好んで食べてる!?

食べもの

皆さん、1972年の日本では100歳以上の人は何人いらっしゃったと思います?
その数、405人。
今では6万5692人(2016年9月の発表)。
うち女性は87.6%(5万7525人)を占めます。

東京都老人総合研究所(1972年設立)がそのうち、100人の食生活を調べたところ、全員が肉や魚、卵、乳製品などをよく食べていたそうです。菜食の方はいなかったそう。

同研究所では1976年から東京都小金井市で70歳の人の食事の追跡調査をスタートしたところ、10年後(つまり、調査に参加した人は皆80歳)生きていた人の「1日の総摂取エネルギーに対する脂肪の比率」では、10年前にくらべて男性も女性も脂肪分の摂取が増えていました。

つまり、70歳以上から今までより脂っこいものをよく食べている、ということなんですね。

80歳で50代の女性と再婚した方を知っていますが、彼は焼肉が大好物。
「お肉大好き!」 と食べ盛りの男の子みたく、お肉をモリモリと召し上がってらっしゃいました。
しかも週に1回どころではないお肉LOVER。

先日もある紹介した『医者に殺されない47の心得』では毎日「たまごと牛乳」をとることをすすめられています。

たまごはビタミンC以外の栄養素を含み、牛乳は重要な栄養素がバランスよく含まれ、カルシウムの含有量は申し分ないといわれています。

先日、某カフェの日替わり朝食メニューがフレンチトーストでした。
パンを浸すフレンチ液には、たまごと牛乳が使われています。

これはいいかも!と思いましたが、最近、食に敏感な人たちから敵視されている小麦粉を使っているパン、そして白砂糖も使われているし…とちょっとひるんでしまいましたが、オーダー。

その美味しかったこと!

あれダメ、これダメでは、食べる楽しみがなくなってしまう。
この「美味しい!」という思いも大切ですわね。

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