レモングラスをスープに使った古都フエの名物「ブン・ボー・フエ」
先日、武雄で栽培されているレモングラスについて書きました。こちら
その中でベトナムの食の都といわれる古都フエでいただいた麺のスープに、レモングラスが使われていることにふれています。今日はそのフエ名物の麺「ブン・ボー・フエ」について。
その前にベトナム語を解体してみましょう。
ブン・・・お米で作られた、ひやむぎとうどんの中間ぐらいの太さの麺
ボー・・・牛肉
フエ・・・地名
です。
ブン・ボー・フエは古都フエの名物ですが、今やベトナム全土で食べられます。
が、やはり本場フエでいただくのが旅情を盛り上がるってものです。
初めて食した際、びっくりしたのは、煮込まれた牛ばら肉が漬物石のようにドーンとのっかっていたこと。さすが「ボー」の名が付いているだけあって、牛肉の存在感が大きい。
これにライムをしぼり、お皿にてんこ盛りにされた生野菜(もやし、ミント、バナナの花の千切りなど)ともにいただいたのですが、あまりにも瞑目するほどの美味なので、スープは何でとっているのだろう?この複雑な妙味と香りはいったい?で、フエで「知りたい」病にかかっちゃったんですねぇ。
知りたいと念じていたら、思いは叶うもので、その翌日、フエの方言を話す某日本人女性より「あのスープには大量のレモングラスが入っている」とおしえていただいた。
あー、それで!しかし、このレモングラスってのはアロマオイルにもなるし、あえてサラダにしたり、ダシにも使われたりと、幅広く活躍する植物なのね~と感心。
そんないきさつがあり、その旅ではレモングラスの茎の粉末をお土産に求めました。
帰国して以降、サラダやスープなど、いろいろと使っているのですが、なんだろ~、レモングラスはレモングラスでも粉末では、心をキックするようなあの生の風味が出ない。だから、物足りない。
もしかしたら、ベトナムの熱気と陽射しの下にいるからこそのレモングラスなのかも?
いやいや、シンプルに料理の腕が問題なのかもしれませんが^^;
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