睡眠不足を解消したい時は、夜バナナを食べるべし

2016年3月15日食べもの

バナナは「朝食べるといい」「いや夜の方が~」「酢バナナは便秘にきく」「焼きバナナもおすすめ」など、たびたび健康や美容の話題に登場する人気もの。

写真はベトナム・ダナンの路上で売られていたバナナ。

ベトナムやタイ、東南アジアの国々を歩くと、バナナなどのフルーツを山ほど積み上げて売る風景は日常茶飯に見られます。
たいてい1kgの値段が提示され、量り売り。
日本よりはるかにお安く買えるので、ついあれこれ買ってしまう事態に( ̄ー ̄)

日本ではあまり見ることのない枝付きの青いバナナはこれから時間をかけて熟成されるのでしょう。
ちなみにベトナムではバナナの実だけでなく、薄紫色の花を使ったサラダ(Gỏi Bắp Chuối)も食べられます。
ちょっとクセがあるけれど、千切りしたお花のシャキシャキした食感をたのしむ料理。

■セロトニン食であり、快眠が期待できるバナナ

実はこのバナナ。
夜食べると、よく眠れるらしいです。

うちのサイトで『シリコンバレー式最強の食事』を紹介した記事がありますが、その中で著者デイブ・アスプリーさんが推奨する炭水化物を食すのにベストなのは夕食だとを書いています。(週に1~2回は100~150グラムの炭水化物を食べる)
なぜなら、適量の炭水化物を摂取すると血糖が上昇し、寝ている間に脳が必要な働きを行い、睡眠の質が改善されるから。

栄養成分的には、バナナに含まれるマグネシウムとカリウムは、不眠症に大きく関わるミネラル。
マグネシウムは神経の興奮を鎮め、カリウムは塩分を排出し血流をよくします。
この2つが不足すると、寝つきが悪くなったり、熟睡できないなど、睡眠障害を引き起こす原因にも。

私も糖質制限食を実践したことがありますが、マグネシウムとカリウムが足らない時は、脳のエネルギー不足を警戒しているせいか、実践期間中の眠りは浅かったです。
(とはいえ、個人差があるので皆がそうなるわけではありませんケド)

また、安眠効果のあるセロトニンを作る物質トリプトファンを豊富に含んでいるのもバナナ。

入浴と同様、就寝の2時間~1時間前に、バナナ半分を食べるだけで、よい睡眠が期待できるようです。実際、私も実行していますが、床につくとすぐに眠りに落ちてしまうのはバナナのおかげかも。

3月は「春眠暁を覚えず」な季節ですが、なかなかぐっすり眠ることができない方は、夜バナナを試してみてはいかがでしょう。

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