「20秒ルール」で新習慣を身につけ、輝くワタシに
みなさんは、20秒ルールってご存知でしょうか。
これは『幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論』に登場するもので、カンタンにいえば、何かを習慣化したいなら人間の「意志力」ではなく「面倒なことを避ける本能」を利用します。
この本を参考に紹介すると、
たとえば
テレビを見る時間を減らしたいと考えている。
↓
自制心や意志力で「テレビをみない」と決める。
↓
最初はテレビを見ないよう頑張るが、誘惑にかられ、ついつい見てしまう。
このよくありがちなことを「20秒 ルール」を取り入れると
1階にテレビを置いているなら、20秒かけてリモコンを2階に置きに行く。
↓
リモコンを取りに行くのが面倒!(20秒ルールが効いている〜)
↓
「テレビを見なくても、ま、いいか!」な気分が生まれる。
↓
結果的に、見る時間が減る。
つまり、手間をかけてまで◯◯をするまでもないか、という心理にさせるのですね。
一方、前もって準備しておくことで、わりあい簡単に習慣か身につくケースも。
たとえば「ジョギングを毎朝、行いたい」と考えている人。
それを習慣化したいなら20秒でバッチリ出来る「スポーツウェアを着て眠る」です。
(そのスポーツウェアがお気に入りのものなら、さらに効果が高くなるでしょう)
起きて顔を洗って、着替えて、出かける準備をして、というプロセスの中の1つを減らすことで、ジョギングするまでの行動がラクに感じることが、長続きの秘訣に。
良い習慣の定着と悪習慣とサヨナラしたい時はこの「20秒ルール」をとりいれてみましょう。
意外とカンタンで、効果も高いですよ。
参考文献『幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論』
関連エントリー
介護業界以外の人にも知ってほしい「ユマニチュード」
使える本『「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』
内なる自分となかよしに!『無意識さんの力で無敵に生きる』
映画『君の名は。』に登場する「逢う魔が時」
色彩心理。高齢者のトレーニングに好影響を与えるのは何色?
「握力」を高め、認知症発症リスクを減らそう!
高齢者の転倒防止にも。耳の後ろに低電流を流してめまいを改善