冬、雪の日光聖地紀行3 東武日光駅近スイーツに目ウロコ

2016年2月28日旅行

海外からの観光客が増えたこの頃だから、きっと日光も外国人ツーリストが増えたにちがいないと思っていたら、 やはり!  数年前にくらべてはるかに多くの外国人と往来ですれ違いました。

東武日光駅から日光山内や中禅寺湖方面に行くバスを待つのも外国人が目立つし、電車が駅に到着するや切符売場に殺到する人の群れ・・・こんな光景は今まで見なかったなぁ。などと、いろいろなことに目を奪われてしまいました(^◇^;)

さて、東武日光駅の近くにあるお土産屋さん「さかえや」の軒先に人だかりが。

なにごと?

近づいてみると、出来立てのおまんじゅうを売っていました。

それは日光の名物「湯葉」を使ったおまんじゅう。蒸したのと揚げたのの2種。

image日光菓子2_R

そこで、物見雄山でというか物「食」雄山で並ぶことに。
観察していると、並んでいた人はけっこうな確率で「揚げた」方をお求め。

わたくし、甘いものを愛好していますが、揚げまんじゅうは1年に1つ食べるか食べないかという位置づけ。

なもんで、本来なら「蒸し」の方を選ぶところですが、これだけ支持を集めている「揚げ」はタダモンじゃないはず、という見立てあるいはミーハー心から・・・迷わず

「揚げまんじゅうください!」

お店の方はケースから取り出すや、あるものをぱらぱらと振りかけていました。

おまんじゅうを渡されると、もうもうアツアツ\(^o^)/
2月の凍てつく寒さにカイロのような役割を果たしてくれたのはいうまでもありません。ジワーッと毛細血管があたたまり、指先がジンジンしてきました。

そして、タダモンじゃない揚げまんじゅうにかぶりついてみると。

なんと、最初に舌が感じたのは塩っ気。
さっきのぱらぱらはお塩だったのですね!

この塩が良い仕事をしたのはいうまでもなく。甘みをおさえると同時に引き立て、ふつーの小豆あんを凌駕するようなおいしさに。

image日光菓子3_R

あっという間に食べ進んでしまいました。
「もう1つ食べたいかもー」という気持ちはおさえ「もう少し食べたい」というのが旨みの華だ、とガマンし、たなびく美味しさ感をからだじゅうでかみしめたのでございます。

今までどちらかというと敬遠していた揚げまんじゅう。なのに、こんなに美味に出くわすとは「灰吹きから蛇が出る」とはこのことよ。

この湯葉を使ったおまんじゅうは後で知ったのですが、メディアでもたくさん取り上げられていて、日光の名物でした。

ところで、日光のお菓子として愛してやまないのが、日光甚五郎せんべい。
時折、むしょうに食べたくなる、バターと塩っ気が絶妙なお味。

日光は、甘いもの、塩っぽいもの、どちらもよろしいようで。

image日光菓子5_R

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