もう届きました?マイナンバー通知

ニュースと考察

マイナンバーの通知ですが、日本郵便によると配達が12月にずれ込んでいるようです。

マイナンバー制度の通知カードを簡易書留で配達している日本郵便は
26日、埼玉や愛知など40都府県で各世帯への配達が12月にずれ込
む見通しだと発表した。市区町村別でみると、最も遅くまでかかるのが、
千葉県四街道市の12月20日で、次いでさいたま市と埼玉県川口市の
一部地域が19日。そのほかは15日までに配達を終える。

日本郵便によると、大都市での遅れが目立つ。12月に入ってからの
配達分は、名古屋市が約30万通、大阪市が約27万通。横浜、神戸、
福岡3市でもそれぞれ15万通以上が残っている。

(共同通信社2015年11月26日22時44分配信分より抜粋)

マイナンバーは、住民票を有する全ての人を対象に、1人1つ、12桁の番号を付したもの。
社会保障、税、災害対策の分野で効率的に情報を管理し、複数の機関に存在する個人の情報が、1人の情報であることを確認するために活用されます。

通知は、原則として住民票に登録されている住所に、マイナンバーが記載された「通知カード」の送付によって行われます。
このマイナンバーは一生使うもの。
期待される主な効果は、次の3つがあげられます。

1.所得や他の行政サービスの受給状況を把握しやすくなるため、負担を不当に免れることや給付を不正に受けることを防止するとともに、本当に困っている方にきめ細かな支援を行えるようになります。(公平・公正な社会の実現)

2.添付書類の削減など、行政手続が簡素化され、国民の負担が軽減されます。
また、行政機関が持っている自分の情報を確認したり、行政機関から様々なサービスのお知らせを受け取ったりできるようになります。(国民の利便性の向上)

3.行政機関や地方公共団体などで、様々な情報の照合、転記、入力などに要している時間や労力が大幅に削減。
複数の業務の間での連携が進み、作業の重複などの無駄が削減されるようになります。(行政の効率化)

漏えいして、不正に使わないかぎり、この番号は一生変更されないので、大切に保管してください。