東京五輪に向けて「無人コンビニ」が登場!?

2016年10月8日ニュースと考察

店員のいない無人のコンビニエンスストア。
商品には電子タグがとりつけられ、利用者は無人のレジで会計をすませる。

未来を描く映画のワンシーンに登場しそうな「無人コンビニ」がやがて現実に!?
経済産業省は2020年の東京五輪開幕に向けて、来年から実証実験がはじまり、3年以内に実用化をめざします。

(前略)経産省はこのほど、電子タグの機能を検討する有識者会議を立ち上げた。コンビニ各社のほか、NECや大日本印刷などレジやタグのメーカーも参加。コンビニでの導入を検討し、いずれスーパーなどに広げる。

小売店の店頭ではバーコードを使った商品管理が主流だが、店員が個別の商品の売れ行きや賞味期限などを確認する必要がある。電子タグは多くの情報を書き込め、無線で離れた場所からも読み取れる。形状も大小加工しやすい。米国でも大手小売りが在庫管理にタグを生かしている。

経産省は在庫管理のほかにも、レジに担当者がいない「無人コンビニ」の開設や、賞味期限が近づいた商品を自動で知らせる仕組みなどができるとみている。人手不足に悩む小売りには経営効率を高める有力な手段になりそうだ。

ただ現在は1枚10~20円のコストがかかる。経産省は利用を広げることで30年までに1~2円にまで下げたい考えだ。

2016/9/28 10:29日本経済新聞より引用

電子タグこと「RFIDタグ」は電波を用いてRFタグのデータを非接触で読み書きするシステムで、バーコードより大量にスキャンすることができるので、大変効率がよいといわれています。

ただ、今のところ問題というか課題とされているのが、RFIDタグの製造コストがかかることなんですよね(ToT)。

これはコンビニやスーパーなどがいっせいに導入・活用することで、製造コストが下がる可能性もあるかも。

高齢化に対応するコンビニ、リフォームにも対応するコンビニなど、最近はさまざまな仕掛けのあるコンビニが出来ていますが、ついに「無人」とは。コンビニって進化しますね。

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