11月11日は介護の日

2016年2月17日ニュースと考察

「介護の日」をご存知ですか?
これは労働省が意見公募を行い、2008年に定めたものです。

それは11月11日。
労働省によると、「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」を念頭に、「いい日、いい日」にかけた、覚えやすく、親しみやすい語呂合わせとなっています。
介護についての理解と認識を深め、介護従事者や介護サービスの利用者とその家族などを支援し、あわせて地域社会のサポートや交流を促すというものです。

ちなみに11月22日は「いいふうふ(いい夫婦)」の日ですよね^^;

日本各地でも介護の日に関連するイベントを行われています。
東京都では昨年の11月11日、誰もが介護や福祉の仕事に親しみを持てるよう「介護のコト体験フェア」を開催しました。
プロの介護技術を体験、若手職員によるシンポジウムなど、多くの人に介護の理解が深められる、さまざまな趣向をこらしたイベントを行いました。

これから高齢者が増えていくので、多様なニーズに対応することと思います。
「介護の日」がたくさんの人に認知され、介護の仕事がもっと行いやすい世の中になればよいですね。

介護の現場にいると、よく「クオリティ・オブ・ライフ」という言葉を耳にすると思います。
QOLと表現することもありますね。
これは「より人間らしい生活を送る」ためにある言葉。
医療業界で使用される言葉で、終末期医療(ターミナルケア)やホスピスといった概念が広がるにつれ、さまざまな分野で用いられるようになりました。

このクオリティ・オブ・ライフをじゅうぶんに生かせられる人が介護者や介護サービス利用者(家族)が増えることを願っています。