福井市の69歳の男性、警察も驚きの人命救助8人目!

ニュースと考察

福井市の近藤高行さん(69)が、道に迷っていたお年寄りを保護し、福井県警坂井署から表彰されました。なんと、近藤さんが人命救助(保護も含め)を行ったのは、今回で8人目だそう。

(前略)近藤さんは1日午前11時半ごろ、福井市川合鷲塚町の通称芦原街道を車で走っていた際、歩いていた80歳代男性の様子がおかしいと感じた。声を掛けたところ、道に迷っていることが分かり、坂井署春江西駐在所に連れていった。男性は認知症の兆候があったという。

近藤さんが初めて命を救ったのは県立丸岡高生だった1962年。同県坂井市の三国海水浴場(現三国サンセットビーチ)で、おぼれた女児を救った。

同校卒業後、呉服販売の仕事に就き、県内を回る中で事故などに多く遭遇した。自転車やオートバイで転倒し大けがを負った人を助けたり、大雨時に川に転落した男性を救ったりした。

80年代前半には、徘徊していたお年寄りを保護し、警察に連れていったことが3回あったという。また、救助以外にも、目の前で起きたひき逃げ事件で逃走車のナンバーなどを通報し事件解決に貢献した。

(中略)感謝状を贈った高中真太郎坂井署長は「日中にお年寄りの異変を察知し、保護することはなかなかできない」と感心しきり。式に立ち会った同署幹部も「尊い命を救い続けてきたことに敬意を表したい」と口をそろえた。

福井新聞社 6/14(水) 8:28配信より引用

昨年も部活中の女子中学生が徘徊していた高齢者を保護したことが伝えられました。こちら
ただ歩いているのか、「徘徊」しているのか。
何か様子が変だわと思ったら、声をかけてみることが一番ですね。

しかし、8人もの人々を救った近藤さん、事故や徘徊する人に遭遇する確率が高く、その度に救済の手を惜しまない…なんだか救世主のような方ですね。

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