全人類に見てほしい映画『インサイドヘッド』

2017年5月31日映画の紹介

銀幕で見るぞ!とはりきっていたのに、シアターに行くことなく上映が終わってしまっていた映画『インサイドヘッド』。
DVDでやっと見ることができました。

この作品は、ライリーという少女を主人公に、ヒトの脳の感情についてわかりやすく解き明かしたもの。

1人の脳の中には司令部があり、「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」という5つの感情が宿っている。ライリーを幸せにするために、脳の司令部にいるこの感情たちが奮闘するのだ。

とくに「ヨロコビ」と「カナシミ」という両極にある(と思われている)感情が司令部から放り出されてしまい、そこから脳内の旅を続けていく様子が描かれているのだけど、1人の脳の中って壮大すぎる・・・と唸ってしまう。

普段、生活をしていると色々な出来事に遭遇し、色んな感情が繰り広げられます。
嬉しい、幸せ、怒り、不安。。。
ハッピーな感情は歓迎だけど、その他の感情はちょっとご遠慮したいかもと感じることがある。
けれど「ムカムカ」は社会の毒がその人に侵入しないようにハタラクし、ビビリも最悪の事態を想定してくれる。

この作品が素晴らしいのは、脳の中である感情が働くと、このような言動をとるということが見ているだけでよーくわかること。

自分の中で起こっていることとしても。
そして自分以外の人の中で起こっていることとしても。

なるほどね、感情がこういう働きをしているから私はこう感じてしまうのね。
そうアニメでわかりやすく可視化してくれてる。

世にこんな作品が誕生したこと自体、人間の進化を感じないでいられない\(^o^)/

悲しいことも、怒ることも、不安なことも、脳の中の葛藤だったりするし、ある意味、その感情を感じきった後に喜びに出会えることがわかったりする。

これは老若男女問わず働いている感情。
人との関係を築くのが難しい…と悩ましい方にぜひ見ていただきたい。

ところで、この作品、日本語吹き替え版で声優さん情報など一切知らずに見たのだけど、「ヨロコビ」役の竹内結子さん、サイコーに適した声でした。そして、まさか「カナシミ」が大竹しのぶさんだったなんて…。職人芸ですな。

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