父の大きな愛に号泣してしまう。タイの生命保険会社のCM

2016年5月23日ライフスタイル

今日はタイのCMについて。

タイに行くといつも感じるのは「広告が元気」であること。
テレビやBTS(スカイトレイン)で流れる映像、グラフィック、サインにいたるまで。
バンコクの街を歩き、ひしめく広告の中にトキメク作品を見つけるたびに(その頻度も多い!)日本の広告がエキサイティングだった頃を思い出します。

さて、時々YouTubeで思い出して見ている(泣いている)タイのCMがあります。
生保会社がクライアントである、障害のある父と娘のストーリー。
3分間に封じ込めた映画のような作品は、いつ見ても胸がしめつけられます。
(上の写真はそのCMのキャプチャ)

タイ人はビジュアル的なセンスに優れている人が多いのでしょーか。10年位前ですが、タイで販売されている日本のお茶のCMで、日本人キャストが出演した映像を見たことがあります。

タイ人プロデューサーの指揮のもと制作されたそのCMは、日本でロケをしたの?と思えるほど「日本(タイ語ではイープン)」らしさが余すことなく表現されていて、作品のクオリティの高さに舌を巻いてしまいました。実際、タイに暮らす日本人の写真家さんやクリエイターの方たちと話すと「タイ人は総じて美的感覚に優れている」という話題がよく出てきます。

話を戻して、今回紹介するCMの広告主はタイの大手生命保険会社であるタイ・ライフ・インシュアランス。
1942年に設立され、タイではメジャーな生保会社です。(近年、たしか明治安田生命保険が出資したんじゃなかったっけ?)

この会社のCMはドラマ仕立てのものが多いですね。生保会社のCMはヒューマニズムをテーマに制作される作品が多いですが、この会社も同様。いくつかある作品群は どれも素晴らしいのですが、どれか1つを選べと言われたら、この父と娘の作品かな。演技も秀逸です。ぜひ見てみてください。

動画に日本語訳をつけてくださった方、ありがとうございます(^o^)

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