久しぶりに職場に行く前に試したいアロマセラピー

ライフスタイル

先月末から始まった大型連休ですが、この長い休暇が終わると普段の生活に戻るのに時間がかかりそう、とカフェで女性たちが話している声が聞こえてきました。

長い人だと10日から2週間もの連休。
欧州圏のバカンスに比べたら短いですが、日本の会社で働いている人にとっては長く感じられるでしょう。

うーん、わかる!
はやい話「職場モード」にすぐに切り替えられるか?ってことですよね。
連休が終わりに近づくにつれ、一種の緊張を強いられることってあるかも~。

さて、久しぶりに職場に行く前に試してほしいのが、鼻から香りを吸入する方法。
いわゆるアロマセラピーなのですが、「吸入」は心理的な効果が非常に大きいといわれています。

それは嗅覚(きゅうかく)だけが、大脳辺縁系といわれる「古い脳」を直接刺激することができるから。
よい香りをかぐことは感情や本能を司る古い脳を活性化させ、記憶をよびさまし、バランスのよい精神を保つのに役立つと考えられます。

ならば、この季節ならではの「ジャスミン」の芳香なんてどうでしょう?

ディズニー映画『アラジン』のヒロインの名前でもあるジャスミン。
日本に多く見られるのは、つるをのばし、おびただしい数の花をつけるハゴロモジャスミンという種類です。
ジャスミン茶の原料となるマツリカ同様、キンモクセイに似たそれはそれは甘美な香りを放ちます。

「香りの女王」といわれる、あのかぐわしい香りは、快感ホルモンと呼ばれる「ドーパミン」の分泌を活性化するなど、精神面によい働きかけが期待できます。
すると、不安感や恐怖心などがやわらぎ、感情のバランスがとりやすくなるはず。

満開の時期を迎えると、ハゴロモジャスミンが繁殖しているお宅の前を通りかかると、あの甘くてよい匂いがたなびいてきて、鼻先をくすぐります。

ぜひ、ジャスミンのある場所を通ったら、生花の匂いを吸い込みながらスムーズに立ち働いている自分をイメージしてみてください。

ハゴロモジャスミンはエッセンシャルオイルには抽出されていないので、ぜひこの時期だけの芳香をたっぷり吸い込んでくださいね。

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