神社のしめ縄は神様の「占める」場所

2017年2月2日ライフスタイル

旧暦(春節)でもお正月三が日が過ぎました。

写真は吉備津神社(岡山市)の本殿。
なんとかかっているのは黄色とも金色とも思われる、しめ縄。
このような色をした、しめ縄を見たのは生まれて初めてでございました。

しめ縄は神の領域とヒトの世界を隔てる結界のようなもの。

神社の本殿や神聖な木などにも、しめ縄は見られ、不浄なものを排する、神様をまつってある場所だと知らせる役目を果たしています。

だから神様の「占め」る場所という意味をこめて、しめ(占め)縄。

古くは天照大神の時代にさかのぼり、引きこもっていた天の岩戸に再び入らないようにするため、しめ縄で岩戸をふさいだそう。

しかし、しめ縄って、龍や蛇の造形に近いものを感じてしまいます。
一説には蛇の交尾の造形が、しめ縄のもとという話も!?

あ。では銀座の冬の風物詩といわれるこちら。

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もう今シーズンのイルミネーション期間は終わってしまいましたが、これって実はしめ縄ヘビ説を造形化し、実は密かに縁起物だったりして?

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