いつも攻撃してくる相手から、かわいがってもらうには?

ライフスタイル

人が誰かを好きになったり、嫌いになったりするのに、理由はありません。

あの時の言動が嬉しかった、意表をつくことを言われてショックだったなど、直接的な理由もありますが、遠くにいる誰かと会話をしなくても、「感じる」というセンサーを使って、好き嫌いを判断できるのが人間。

テレビを見ていても「このタレントさん、好きかも!」「あの俳優さんはプライベートでもイヤな人に違いない~」って感じることはありませんか?
直接会ってもいないのに、自分の勝手な判断で、カンタンに振り分けてしまいます。

人は何か理由がなくても、好き嫌いを無意識に判断しています。
残念なことに、あなたのことを嫌う相手もいるということです。

特定の理由がないのに、攻撃してくる相手と同じ職場(プロジェクト)で、協力してやらなくてはならない仕事を任されたとします。いつも緊張して業務を行っているなら、それはストレスを感じる要因になるかも。

現在進行中です、という人はぜひ次のテクニックを使ってみてください。

■相手の偏見を解き、印象を操作することが近道

テクニックを3点紹介します。

◯積極的に相手をサポートする
自分のことをイジメるのだから、シカトしてやれ!とフツーは思うところですが、あえて親切に。
ゴミ箱がいっぱいになっていたら、捨ててあげる。
夕方のオナカのすく時間帯に相手の好きなスイーツをあらかじめ調べておき、「どうですか?」とすすめてみる。今はSNSという、相手の情報が収集できる便利なツールもあります。

◯会話の中で、BUTをあえて使わない
攻撃されても、まずは「おっしゃるとおりです」と肯定する。
本心では反論したいところですが、これをやってしまうとすべてお終いです~。

相手は反論されると思っていたのに、意表をつかれてしまい、言おうと思ったことの半分も言えなくなるでしょう。
その後にBUT(しかし)を使わずに、誰かの言葉を引用しながらなど、自分の意見をさも一般論であるかのように言います。

否定しないこと、引用などの媒介(メデイア)があることで、あなたの主張であることが薄まります。
攻撃してくる人は意見の内容ではなく、「あなた自身」を否定することに重きを置いている場合が多いのですよ。

◯相手を褒めていることを第三者の口から伝える
これは、3つのなかで一番効果がある方法。
本人が仕事で活躍した時「すごいですね」などと褒めても、それほど効果はありません。

褒めることを見つけたら、その人の耳に入れてくれる誰かにちょっと「盛って」話しましょう。

具体的には「◯◯さんが~したおかげで、全体的に●●になり、感動しました」

など、相手の活躍に自分の感情を付け加えることがポイント。
自分のことを褒められてイヤな気分になる人なんていません。
こんなことを数回続けてみてください。
「私のこと、そんなふうに思ってくれてたんだ」と相手は思い、態度が軟化してくるはずです。

これは仕事だけでなくプライベートでも使えます。
誰かから「なんとなく嫌い」と判断されると、やりづらいことが多くなります。
これはストレスになるし、ライフの質を落とすことにもなりかねないので、種はさっさと刈り取りましょう。

人生、かわいがってもらったもん勝ちです。

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