待ってる人、たくさん! 図書館利用カードが1枚に

ニュースと考察

現在、私は図書カードを3枚持っています。

自分が住んでいる地区のもの、別の区でたまたま入った図書館で作ったもの、そしてツタヤが運営を受託する佐賀県武雄市図書館のカード。

1枚でどこの自治体でも使えたら便利なのに、とずっと思っていましたが、来年の夏には全国共通の図書館利用カードが誕生しそうです。

(前略)総務省によると、図書館を設けている自治体は1350団体で、多くの自治体に参加を促す。

新たな仕組みは、個人カード裏面のICチップに内蔵され、本人確認などに使う「マイキー」と呼ばれる部分を活用する。希望者はマイキーを使ったサービスのポータルサイトで事前に自分のIDを作成し、図書館側は利用カードの番号をポータルサイトに登録。例えば、自宅近くの図書館と別の自治体にある勤務先周辺の図書館を利用している場合、どちらの本も借りられるようになる。

また、図書館の利用カードとして使えるようになると、本を借りるたびに本人確認を行える。このため総務省は、住民が利用カード更新のためにわざわざ図書館を訪れる必要がなくなるメリットもあるとみている。

総務省は、個人カードの普及策を推進。民間のクレジットカードなどのポイントを個人カードに集約し、商店街での買い物にも使えるようにする考えだ。

時事通信 11/11(金) 7:10配信より引用

実現したら、たくさんの本と出合うことになる。
マイナンバーを発行したことで、こうした取り組みができるようになるのでしょうね。
最近はKindleの読み放題も登場し、図書館に行かなくても読みたい本が読める環境
になったし、あとPOD(プリント・オン・デマンド)サービスも普及すると、ある意味「図書館」は特別な場所になってしまいそう。

全国どこでも本が借りられることになると、今度は図書館の個性が求められるようになるかも。武雄市図書館など、そのお手本になりそうです。