収入の1パーセントから始める「喜捨」をしてみたら・・・

2016年5月6日ライフスタイル

今、旅したい場所はラオスの古都ルアンパバーン。
アジア最後の秘境!?といわれるルアンパバーンでは、オレンジ色の僧衣をまとった僧侶たちが列をなして行う朝の托鉢風景が知られています。

托鉢しているお坊さんの鉢にお金あるいは食べものを入れることは「喜捨」で、人々の功徳を積むために行われる行為。

喜捨・・・喜んで捨てる

という漢字で構成されているぐらいだから、喜捨とは喜んでお金を自分の元から離すことだと解しています。

さて、お釈迦様の托鉢にまつわるエピソードがあります。

ある僧侶がお金持ちのもとへ托鉢に行くことを、お釈迦様は止め、こう言います。

「貧しい村にこそ、托鉢に行くべきだ」

その心は、

お布施は貧しい人ほどしなければならない。現在、彼らが貧しいのは「お布施」という功徳を積まなかったから。
ゆえに、功徳をこれまで積んでこなかった彼らに、お布施をする機会を与えてあげよう。

ということなのですね。

お釈迦様のこの言動は、喜捨=お金に対する執着心を取り除くための行為であることをおしえています。
貧すれば貧するほど、執着心が強くなることをお釈迦様はお目通しで、ならばその執着心を取り除いてあげよう、その方法が喜捨だよ、ということ。

私の知り合いに「趣味は喜捨」という人がいます。
この人は、収入の1パーセントから喜捨(寄付)すること始めてから「きれいさっぱり執着心がなくなるわよ~。そして信じられないぐらいお金が入ってくるからやってみて。お金がない時ほどやった方がいい。おすすめ」と言うのです。

ほんまかいな?
それまで硬貨しか入れたことのなかったお賽銭を紙幣で入れてみました。
最初はちょっと勇気入りました。
というか、心が大きな風にはためいて模様が見えない旗のようにザワツキました。

けれど、なんというのでしょう、入れ終わった後のあのすがすがしい気分は!
「良いことををした」とかそういう類のものではなく、モヤーッとしたものが離れていき、こころの贅肉を落とした感じ。

それからすぐです。
仕事先の人から「明日、報酬をお振り込みします。だから今日中に請求書を発行しておいてください」と連絡があったのは。
実はこの仕事、まだ制作途中だったのです。

\(◎o◎)/!

こんな人智をこえたことが起こるんですね。。。

今をときめく心理カウンセラー・心屋仁之助さんが著書にお書きになっている「神社ミッション」もこれと同じようなことかも。

喜捨にご興味ありましたら、ぜひ、ビフォー・アフターの気分がどんなものか人体実験してみてください。

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