自律神経的「早起きは三文の得」

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「早起きは三文の得」と、昔から言い伝えられています。

晩秋は、空気がピリッと締まって清々しく、朝の散歩で立ち寄る公園にしきつめられている落ち葉を踏みしめるのも季節の移り変わりを感じることができます。
これは早起きの特権といっていいかも。

さて、自律神経は交感神経と副交感神経で成り立っていますが、朝、起きた時から上がり始めるのは交感神経(戦闘モード)で、お昼すぎから上がってくるのが副交感神経(リラックスモード)。

そして夜は副交感神経が最も高い状態で就寝します。

さて、「早起きは三文の得」はこの交感神経を有意義に使えるから?と思っています。

ウィルパワー(前頭葉の働き)でも同様ですが、午前中は難易度の高い仕事や初めての相手への取材など、より高いパフォーマンスを発揮するのに適した時間帯となります。

とくに朝目覚めて2、3時間後は「ゴールデンタイム」。
1日のうち、一番ハイパフォーマンスを発揮できる時間帯です。
ただし、個人によっては真夜中に斬新なアイデアが湧いて創作がすすむタイプの方もいらっしゃるので、絶対ではないのですが。

けど、一般的にはな組織であれば、朝は生産性を上げる仕事に没頭し、ルーテインなミーティングや難易度が高くない仕事は副交感神経が上がる昼食後から行う方が、自律神経的にはベストということ。
午前中をルーテインなことに使うのはもったいないってことです。

「早起きは三文の得」というのは、この朝の時間帯をより多く使えるということ。
だから、早起きをしましょう!というのは自律神経的に理にかなっていることなのですよね。

参考文献『その神経じゃ、調子わるくもなりますよ』(小林弘幸)

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