土用を司る、土公神(どくじん)は遊行神

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先日、土用の禁忌とされている土いじりを行った話を書きました。こちら

ギックリ腰をいつもお世話になっている整体の先生に見てもらったら、ギクッとなったところの筋肉がまだ熱を放っているそうで、保冷剤で腰の患部を冷やしていただきながらのマッサージでした。(ついでにギクッとなった側の脚の長さはズレて、短くなっておりました)

患部の熱をとるためには10分ずつ保冷剤をあてる、外すを繰り返すとよいそう。

さて、土の中にいる神様、土公神(どくじんと呼びますが、ところによっては、どっくうさま、おどくさま、ろっくさん)は、陰陽道とともに道教の神様として日本に広まり、民間に広まったもの。

この神様の居場所(本拠地)は土の中ですが、春にはかまど、夏には門、秋には井戸、冬には庭に移動されるそう。
そんなわけで、春には台所を改修しない、夏には門を付け替えない、秋には井戸掘りをしない、冬には庭を整備しないという掟があり、これを犯すと祟るとされているそう・・・。

このように、四季の移ろいにあわせて居場所を変える遊行神というから、今風にいえば「ノマドな神様」である、土公神。

家とその土地を守るこの神様の俗信ではご神体は白蛇で、牛が神使い。鶏を好むので鶏の絵馬を供えるとよいそうです。

参考文献『頼れる神様大事典』

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