仲間意識を生み出す「仮想の敵」
会社など、なんらかの組織に属していると、もれなく「人間関係」がついてきます。
介護の業界で離職する理由によく賃金と仕事内容があげられますが、この統計では人間関係で仕事を辞めた人の割合が高いです。
さて、皆で協力しあって、ミッションをなしとげよう!という時には「仲間意識」が大切です。
皆がこの仕事が好きで、関われて幸せ!というボルテージだったらよいのですが、なかにはそうでもない人もいるかも。
そんな時に仲間意識を生み出す秘策が「仮想の敵」です。
じゃー、あのウザくて上にはペコペコ、下には横柄な上司を仮想的にしちゃえばいいの?
と考える人もいらっしゃるかと思います。
そう。この「仮想の敵」について話すと、たいてい職場にいる特定の「人」をあげるケースが多いのですが、実は人間でなくてもよいのです。
たとえば、天候、ルール(物事を推進する体制)、価値観、世の中の出来事など。
身近にいる特定の人を「仮想の敵」にして悪口大会を繰り広げると、うさ晴らしできる面もありますが、悪口がバレた時が大変!
日頃「良い人」と言われてる人でも、敵に回すとやっかいな存在になるから。
なので、人ではないものを「仮想の敵」に。
つまり、仕事で関わるのがツラい人がいたら、共通の「仮想の敵」を作ってコミュニケーションをとろう!というわけです。
一度、共通の「仮想の敵」を作ってしまうと、「今日も◯◯←(仮想の敵に関すること)で大変かもしれませんが、がんばりましょうね」と、仲間意識を生み出し、コミュニケーションをとっていく。
そうすると、少しずつ会話が生まれて、意外にも共通点が見つかる場合もあり、仕事がしやすくなるかもですよ。
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