広島市で介護・保育職の働き手にお買い物券を支給

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広島市では今年10月から介護や保育職の働き手を支援し、人材確保につなげる取り組みを始める予定です。

その中身は、市と介護・保育事業者が負担して年間1人12000円のお買い物(補助)券を発行。そのうえ、介護や保育職の人にスーパーなどの協力企業が割引やポイント還元を行う予定だとか。

広島市ではこの取り組みを推進するため、新年度予算に事業費4400万円を計上。広島市では県内15の企業に打診し、これまでに約半数が賛同の意向を示したそう。(2017年)

多くの自治体もそうですが、広島市でも介護・保育職の需要が高まっていて、保育所利用率は2008年の29・1%から16年に38・3%に増加。13年度に約2500人だった保育士を17年度には約3300人に増やす計画を発表しています。

正直な感想をいえば、12000円のお買い物券支給+αで人材を確保できるとは思いませんが、このような施策を企画・実行する自治体や事業者の姿勢は他の自治体にも影響をおよぼし、介護・保育職の人材確保の底上げにつながるのでは、と思います。

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