女子がこぞって飲みたがる「甘酒」。その人気の秘密とは?

食べもの

最近、身近な女性たちがこぞって甘酒が飲みたがる。
かくいう私も昨年訪れた日光で1日1杯は飲み、お土産にも購入して帰った。
子どもの頃はお鍋いっぱいに作られた甘酒を見てはうんざりし、そのシブすぎる甘い飲み物が大の苦手だったというのに…。

その栄養価の高さから「飲む点滴」というキャッチフレーズなんと言われはじめ、それが巷に広がり、女子の美容ココロに刺さるものがあるのかもしれない。
と思っていたら、こんな記事を見つけた。

一体甘酒業界に何が起きているのか。森永製菓マーケティング本部の猪瀬剛宏さんは「去年の業界全体の売上は2010年に比べて約4倍。2015年とくらべても約1.6倍になっていて、市場は大きく拡大しています」とコメント。2010年が33億円程度だったが、2016年には130億円を超える規模にまで成長している。

そのきっかけとなったのは「2011年の東日本大震災。あまり電力を使わずに暑い夏を乗り切ろうという風潮があった時に、甘酒は夏バテ防止のために江戸時代に飲まれていたと紹介されて、そこから注目を浴びて急に市場が大きくなっています」と意外な理由を語る。

AbemaTIMES 1/21(土) 19:00配信 より引用

子どもの頃に飲んでいたのは、酒粕にしょうがと砂糖を加えてつくるタイプの甘酒だった。
私はこの「酒粕」が苦手で祖母とおばによる「酒粕を焼いて食べる」行為を見た時は卒倒しそうだった。
しかし、年を重ねるにつれ「発酵」という神秘にふれるようになり、最近は酒粕に親しみはじめている。

さて、私の好きな甘酒は米麹のみで作られた甘酒。
砂糖を一切加えないタイプのもの。

甘酒はビタミンやブドウ糖、必須アミノ酸などのほか、水分、塩分、糖分もバランス良く含まれている飲み物。
風邪を引いている時、からだがムショウに甘酒を欲していたのは、きっと本能が栄養補給しなきゃ!とわかっていたからなのかも~。

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