ハウステンボスのどら焼きを食べて「人を喜ばせる」を考えてみた件

2016年5月29日旅行

先日訪れたハウステンボス(長崎県佐世保市)で「伊都きんぐ」というショップを見つけ、大きなおまおう苺がドンと入ったどら焼き「どらきんぐ生」を購入してみました。

午前10時という開園後のゆったりした時間ということもあり、このお菓子を求めるのは私たちの前にバスガイドさんと思しき女性1人だけ。

このお店、福岡県糸島に本店があり、ハウステンボスは福岡県外初のショップだそう。

このどらきんぐ生は夏場は販売されず、カンカンに暑くなる前、だいたい5月下旬までの期間限定品らしい。
ヒトはなぜにこうリミットを設けられると弱いのか^^;

「あまおう」ありきで作られたこのお菓子。どら焼きの中味は苺とあんこと生クリーム。
断面図が上の写真。(お店のサンプルを撮影させていただきました。自分ではうまく撮れず・・・(;_;))

一口。
モチっとしたどら焼きの皮を食しただけで、このお菓子の成功が約束されたな、と感じる。
\(◎o◎)/!

この手のお菓子であれば、苺大福の「苺」のように、あまおうがフォーカスされるんだろうけど。
引き立て役に思われがちなどら焼きの皮は相当研究を重ねた成果だと感じましたぞ。

ダイエット中であれば「え~、甘いものは今ちょっと」などと言って敬遠する(フリをする)人もいるでしょう。
が! 「どらきんぐ生」は中途半端に食べてはならない美味しさ。
恐恐と手をのばすぐらいなら、いっそ食べない勇気を持ちましょう。

ショップ内で製造。イートインコーナーもあり。
image_あまおう_R

苺、あんこ、生クリームがミックスされた味はだいたい想像つくし、この3点のハーモニー(組み合わせという言葉では物足りない。だから、ハーモニーと書く)は、まずハズレることはない。

どら焼きの皮に感じたのは、その「3点セットのハーモニー」にあぐらをかいてないということでしょうかね。

これは何だろう。
シンプルに言えば「人を喜ばせる」ことではないだろーか。

一口食べて「何これ、おいしー!」と驚かせる。

(*^^*)!~♥♥♥

これって「喜び」そのもの。

美味しいもので気分はアガるし、誰かと一緒にいただくとその人と美味しさが共有でき、いい気分でいると話もはずみやすい。
何か悩みを抱えている人が1人で食べたら、意識が「味覚優勢」になり、モヤモヤした気分を一瞬忘れ、キモチに変化が生まれる。
誰かにとっては、この世ではもう会えなくなった人が昔、お土産に買ってきた「忘れられない味」になるのかもしれない。

などと、大村湾に沿って走るシーライナーの窓辺でどらきんぐ生を食べながら、「人を喜ばせる」件について、思いを巡らせました。
ちょうどその日は晴天で、天からふりそそぐ日光が大村湾の水面に龍のうろこのような模様をいくつも描いている様子を車窓から眺めていると、心があたたまっていくようで。

初めていただいた「どらきんぐ生」でこんなに幸せになるなんて。
改めて美味しいものって偉大だ!と感じたわけです。

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